コンビニ×高級チョコ・ゴディバ&セブン−イレブンの戦略《それゆけ!カナモリさん》(1) - 11/03/12 | 07:10 ■セブン−イレブンにとってのメリットとは コンビニの棚は、日々各メーカーが壮絶な場所取り合戦を繰り広げている。どんなによい商品を作っても、最終的に消費者が手に取らなければ売れないからだ。そんな店内の棚の中でもホワイトデー商品が置かれているのは特別な場所だ。商品棚の両端で来店客の目を惹きやすい、「エンド」と呼ばれる商品陳列コーナーである。販売重点目標となったキャンペーン商品や、クリスマスや年賀用贈答品、シーズン商品などが並べられる。 エンドの棚にバレンタイン商戦から並べられている「ゴディバ」。日本での販売の歴史は意外に古く、1972年に日本橋三越に第1号店がオープンしている。以来店舗を徐々に増やし、 現在では200店舗以上を展開している(Wikipediaより)。
『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件』(東洋経済新報社刊、楠木建著)の売れ行きが好調だという。1月下旬には15刷10万部を突破したというし、週刊東洋経済本誌でも「ストーリーで戦略を作ろう」と題した特集が組まれて好評だったと聞く。Amazon.co.jpには55件ものカスタマーレビューが投稿されている。ビジネス書でありながら、「戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある」という主張が、政治にも経済にも閉塞感のある日本の現状を打破する、強烈なメッセージとして支持されたのだろう。 編集者として見ると、本書のストーリー作りも上手だな、と感心する。ネタバレにならないように遠回しにいえば、優れた競争戦略にある「物語」について説明したあと、ある戦略を採る企業の優位が、物語にある必然性によって支えられる、という本書の構成は、目立たない脇役が実は物語の核心を握る重要人物だっ
防御は最大の攻撃なり?P&G逆転の戦略《それゆけ!カナモリさん》(1) - 11/02/05 | 07:10 ■変わる洗濯事情、変わる洗剤 P&Gから濃縮液体洗剤の新製品「アリエールレボ イオンジェルコート」が発表された。発売は4月上旬。花王の「アタックNeo」、ライオンの「トップナノックス」とガチンコ勝負になる。しかし、その作戦は実は奇策であるといってもいいだろう。 日本における衣料用洗剤のトレンドは、洗濯機の進化と共に近年大きく変貌を遂げた。経済産業省によると、衣料用洗剤のうち液体のシェアは2003年には15%(販売金額ベース)であったが、節水型のドラム式洗濯機の普及で2009年に入って40%へと上昇。そして、2010年1〜8月の累計ベースで液体洗剤がついに50%を超えた。 2010年7月16日付日経MJの記事『衣料用液体洗剤――花王「Neo」、すすぎでアタック』によると、市場規模は
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続き トヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
2011年は「大変化の年」!? 携帯3キャリアのスマートフォン戦略を読み解く(前編):神尾寿のMobile+Views(1/2 ページ) 1999年にドコモのiモードが登場してから11年。通信業界の“次の10年”を担うと目される、各キャリアの2010年冬、2011年春商戦向けスマートフォンのラインアップが発表された。新ラインアップから読み取れる各キャリアの狙いを読み解く。 携帯キャリア主要3社の冬商戦・春商戦モデルが出そろった(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル)。周知のとおり、冬商戦から春商戦にかけては、携帯電話市場がもっとも活性化する時期。ここに向けての端末・サービスのラインアップには、各キャリアの戦略が色濃く反映される。 そして、今回の冬春商戦はもう1つ大きなテーマを持っている。それは“新たな10年にどう臨むか”である。 1999年2月にスタートしたiモードはすでに10年を
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