今後10年間を対象とした中小企業振興の新ビジョンを策定するため、都は19日、大学教授や中小企業社長らで構成する有識者会議を立ち上げ、初会合を開いた。10月に中間まとめを公表し、平成31年1月ごろビジョンを策定、発表する。 小池百合子知事は冒頭、「将来を見通すことのできる質の高いビジョンの策定に向け、議論を積み重ねていきたい」とあいさつ。会議では、国際化やIT技術の進展、今後の人口減少など、経営環境の変化を踏まえた新ビジョンの策定に向け議論をしていく。 委員は中小企業の現状と課題について意見交換。「人手不足や事業継承などが喫緊の課題。女性や高齢者が働きやすい環境整備、テレワークの導入などが必要だ」「情報を得るための時間がとれない経営者もいる。都の施策を経営者が活用するための後押しがあれば」といった意見が出た。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く