4日朝、北朝鮮から発射された中距離弾道ミサイルは、日本上空を通過し太平洋に落下しました。ミサイルが飛来する可能性のある地域にはJアラート(=全国瞬時警報システム)で避難が呼びかけられましたが、落下を警戒すべき対象地域が二転三転しました。“検証を行うべき”との声も出ています。 ◇ 東京・千代田区では4日朝、通勤時間帯にサイレンが鳴り響き、「ミサイル発射、ミサイル発射」とアナウンスが流れました。 会社経営者(50代) 「不気味な音でした、聞いたことないような。怖かったです」 日本の上空を通過するのは、2017年以来、5年ぶりです。 4日午前7時22分頃に発射された北朝鮮のミサイルは、青森県上空を通過し、日本の排他的経済水域(=EEZ)の外の岩手・釜石市から東に約3200キロの地点に落下したとみられ、飛距離は過去最長とみられています。 国民の命を守るため、ミサイルが日本に落下する可能性がある際に