切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 おととい(11日)の参議院選挙で落選した法務大臣の千葉景子が、議員としての身分を失った後も“民間人”として閣僚の座に居座り続けるのだそうです。というわけで、きょうはこの1枚です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1990年11月1日に発行された“裁判所制度100年”の記念切手で、最高裁に置かれている“正義(の女神)像”が描かれています。 正義の女神(ギリシア神話のテミス、 ローマ神話のユスティティア)は天秤と剣を持つ姿であらわされますが、これは、天秤によって正邪を測る“正義”を、剣によって法を執行するための“力”を象徴したものです。なお、正義の女神像といえば、現在では、先入観にとらわれず万人に平等に法を適用するものとして
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