“懐く”イノシシ、追い払えず [2012年05月31日 14:38] メールで記事を紹介する 印刷する 先日、大分市内の住民から「家の庭にイノシシが出た」と大分南署に110番通報があった。署員3人が出動。山に近い集落の道を進んで行くと、住民数人が集まっていた。その輪の中には体長約80センチほどのイノシシ。署員は棒を握り締めパトカーから飛び出したが、イノシシは住民になでられ、寝転がったりしている。住民によると「追い払おうとしたら、逆に懐いてきた」と言い、署員の脚にもすがりついてきた。首周辺の毛が首輪をしていた跡のように抜けており、人に飼われていた可能性もある。イノシシは市の担当課に引き渡された。「人に慣れているから人里に現れたのだろうか。誰かが飼っていたなら、責任を持って」と署員。