この『尖閣列島ノート』に収録したものは、ほぼ1〇年間にわたる筆者の研究ノートブッ クに若干手を加えたものであり、普通の著書のように順序よく体裁の整ったものではな い。だからおなじ問題があちこちにでてきたり重複したりしているが、これは書きおろしで はないから、避けられない。少しでも格好がついていれば、それは編集者の功績に帰す べきものである。 わが国では、尖閣列島の領有権問題について、政府も与党もマスコミも、その主張は 不思議に一致しており、まったく疑問をさしはさむ余地がないようにみえる。北方領土問 題では、徳川幕府とロシアの交渉の記録があり、下田条約、樺太・千島交換条約もあっ て、公文書が多い。それでも日本が放棄した「千島の範囲」について、国際法学者などの あいだにさまざまな意見がある。そもそも北方領土問題と尖閣列島問題とは性格が違う 問題であるが、それにもかかわらず尖閣列島問題では論争が
新聞, 雑ネタ今朝(2012年10月11日)の日経産業新聞3面より。「経団連の同人誌」の愛称でおなじみですね。 (ドコモの)スマホ向け有料放送「NOTTV(ノッティービー)」について。掲載されるたびにネタとしてはかなり笑える話題ばかりなので、なんとなくフォローしており、このブログでも過去に2回言及させてもらっている。「NOTTV 出足低調」らしいけど、多分今が絶頂期だろ、これおいおい、NOTTV と Hulu を同列に並べるなよ スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向け有料放送「NOTTV(ノッティービー)」の契約者数が開局半年で18万人となった。年間目標の100万人達成は厳しいとの見方も出ている。放送に対応する端末の少なさや電波受信状況、コンテンツ不足など要因は様々だが、NTTドコモなどが出資する運営会社は、今後の対応機種や視聴地域の拡大で巻き返しは可能と強気の姿勢を崩していない。と
をぢ @Woggieeee チュートリアルも綺麗に日本語化されてる。つか、ハードホームボタンなくなったから終わらせ方が分からない件 http://t.co/dadnmVcS 2012-10-10 09:33:12
ヨーロッパで日本漫画が幅広く出版されるようになったのは、1970年代の終わりに起きたアニメ・ブームのおかげである。フランスやスペイン、イタリアでは『マジンガー』シリーズ(永井豪)や『キャンディ・キャンディ』(水木杏子作、いがらしゆみこ画)、『ベルサイユのばら』(池田理代子)といったアニメの原作を皮切りに出版がはじまり、その後もほぼ途切れることなく現在に至っている。 日本アニメのヨーロッパでの紹介は、『バーバパパ』(フランスの絵本『バルバパパ(Barbapapa)』が原作)や『アルプスの少女ハイジ』(ヨハンナ・シュピリの小説『ハイジ』が原作)など、ヨーロッパ人があまり違和感を感じない作品から始まった。しかし、1978年に『UFO Robot Goldrake』という題でフランスとイタリアで放送された『UFOロボ グレンダイザー』(永井豪)が、文字通りの「カルチャー・ショック」を与えたことで、
3年に一度、自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、部隊(隊員等)の士気を高め国内外に自衛隊の精強さをアピールすること、また国際親善や防衛交流を促進することや、国民に自衛隊に対する理解を深めてもらうことを目的とした「平成24年度自衛隊観艦式」の事前公開が行われたので、行ってみることにしました。 海上自衛隊:平成24年度自衛隊観艦式 http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2012/index.html 場所は「神奈川県横須賀市西逸見町1丁目」の海上自衛隊横須賀地方総監部で、横須賀駅から徒歩5分の距離です。 大きな地図で見る 海上自衛隊横須賀地方総監部が見えてきました。 ゲートをくぐった後は手荷物検査が行われ、危険物が無いかチェックされます。 今回乗船するのは、「護衛艦いなづま」。「むらさめ」型の5番艦として、平成12年3月15日
映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語』 まずはTV版の『まどマギ』について。 私は本放送をリアルタイムで見た。最終回以外はゲタゲタ笑って楽しんだ。ゲタゲタ笑って楽しむ、という以上のものではないし、以下でもない。ためつすがめつして眺め回したり、唖然としたり、「あれがああだったら、これがこうだったら」と益体もない妄想にふけったり、といった楽しみを引き出せる作品ではない(最終回以外は)。ただ、ゲタゲタ笑えることは間違いない。 ゲタゲタ笑えるとは、どういうことか。一発ネタ、というのに近い。さらに言い換えれば、「お前それは無理すぎるだろ!」と突っ込んだら負け、というのに近い。「お前それは無理すぎるだろ!」と思っても突っ込むのは野暮、「どんだけ無理だよ!」とゲタゲタ笑って続きを楽しむ、というスタンスを視聴者に求める作品が『まどマギ』である。 『まどマギ』における無理は、もっとも端
インターネット上に犯罪を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性が、事件とは無関係の可能性が高いとして釈放された問題を受けて、最高検察庁は、全国の検察庁に対し、インターネット上の住所に当たる「IPアドレス」から容疑者を特定した事件があれば、捜査の詳しい状況を報告するよう指示しました。 この問題は、インターネット上に無差別殺人や爆破を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性2人のパソコンが、第三者によって遠隔操作できるウイルスに感染していたことが分かり、事件とは無関係だった可能性が高いとして釈放されたものです。これを受けて、最高検察庁は、全国の検察庁に対し、2つの事件と同じように、インターネット上の住所に当たるパソコンの識別番号の「IPアドレス」から容疑者を特定した事件が現在あるかどうかや、事件があった場合は、捜査の詳しい状況について報告するよう、11日までに指示
インターネットを用いた通販による出版物の購入機会が増え、また店主の高齢化、出版物を継続購入する世帯の減退に伴い、地元の小規模書店が次々に別店舗へと業種替え、あるいは姿を消し、そしてコンビニが「街の本屋」を名乗り始める昨今。しかし書店が今もなお、出版物を調達するための重要な存在であることに違いは無い。今回はその書店の売上動向について、先日発売された日販の『出版物販売額の実態』最新版(2016年版)から取得した最新値を元に、状況の精査を行うことにする。 順位変動はいくつか見られるが、去年掲示したデータと大きな変動は無い。【丸善とジュンク堂が合併して「丸善ジュンク堂書店」が出来るそうです......ってええっ!?】でも伝えている通り、丸善とジュンク堂が合併して丸善ジュンク堂書店が誕生し、第2位に収まっているのが目立った動き(前年度分の値が無いのは、前年度は存在していないため)。 一方で書籍販売店
2012年10月2日、広東省深圳市で一人の男性が死亡を宣告された。反日デモで確認された初めての死者となった。 ■日本メディアの報道 反日デモで中国人男性死亡…結婚式前の悲劇 読売オンライン、2012年10月8日 7日付の中国紙・南方都市報は、広東省深セン市で9月16日に起きた反日デモの現場で頭を打って入院中だった中国人男性(27)が2日に死亡したとの記事を掲載した。 本サイト寄稿者の一人、水彩画さんから「南方は彼の国士様っぷりな面も書いてますし、読売の伝え方は一面的ではないですか?」とツッコミを受けたので、元ネタの南方都市報をざっくりとながらご紹介したい。 ■南方週末の報道 ・鄭軍波(27歳、エンジニア湖北省黄崗市紅安県出身) 深圳第二医院で眠り続けること16日、鄭はついに目覚めることはなかった。9月16日、深圳市の深南大道の柵を乗り越える時に転倒した男性は10月2日、治療は不可能だと死を
かべ :みてます! あと、以前ちばさんと「ニコニコ静画(電子書籍)」も取材したこともありましたよね。 まつもと :あれから半年ですが、またニコニコ動画さんが新しい動きをはじめたので、今日は中の人に詳しく話しを聞きましょう。 かべ :はい! 先日お話しを伺った「cakes」や従来のメルマガとどう違うのか、わたし気になります! なぜニコニコがメルマガを? まつもと :今日はよろしくお願いします。それにしても、ニコニコ動画が有料メルマガに参入というのは少し意外でした。 宮原 :たしかにニコニコでは多くの動画が投稿され楽しまれているのですが、動画はいわばリッチコンテンツで、誰もが作れるわけではありません。でも、文字はEメールなどみなさん何らかの形で毎日書いているはずです。ニコニコからは動画の投稿をきっかけにプロとしてデビューされるような方も生まれていますが、テキストの世界でも同じようなこと――つま
携帯とPHSの各社に割り当てられている周波数をを図にしてみました(左の図)。 2015年から利用可能な700M帯や、2014から利用可能になる帯域など、現在は未利用の帯域も記載しています。 端末からの上りの周波数を左側に、基地局からの下りの周波数を右側に書き、青い線で上りと下りのペアを結んでいます。 基地局の側は、3GとLTEの区分に加え、利用している帯域幅も記載しています。 帯域幅や3G,LTEの区分は2012年9月15日現在の状況です。 今後3G局が減りLTE局が増えるなどの変化が予想されます。 LTEと3Gが帯域を食い合っている(LTEのリソースを増やせば3Gのリソースが減る)関係にある周波数は濃いグレーで記載しています。
本書は1920〜1930年代の広東省で、中国共産党が如何に軍隊を組織していったのか、それは当時の広東社会との、どのような関わりの中で行われたのか、を研究した学術書である。著者は東北大学大学院法学研究科の阿南友亮准教授、名前を聞いて「もしや」と思う方も多いだろう。阿南惟茂元中国大使のご子息である。 実証アプローチ 本書は足で稼ぐ実証アプローチを最大の特徴とする。著者は当時の文献を豊富に収蔵する広東省档案館(ダンアングァン)を始めとする現地のアーカイブに幾度も足を運んで、当時の実情を赤裸々に語る共産党内部文件を丹念に漁った。また、共産党と軍隊の組織化の舞台であった広東省の農村地帯にも足を運んだ(書中に写真・地図多数)。このアプローチには同じく研究者である母君の薫陶があるのかもしれない。 共産党の档案館で、外国人が共産党内部文書を閲覧できるのか? もちろん研究者だから許されるのだろうし、思想
玄米から基準超セシウム 警戒区域のもみすり機使用 福島県は5日、郡山市の農家が浪江町から持ち出した、もみすり機を使った玄米から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。米袋(30キロ)には、わらくずやネズミのふんが混入していたため、水洗いした後に詳細検査を実施した結果、基準値を下回った。 県によると、基準値を上回ったのは1袋で、3日の全袋検査で220ベクレルを検出した。水洗い後の詳細検査では15~25ベクレルに下がった。農家は9月に浪江町の知人からもみすり機を譲り受け、洗浄せずに使用していた。機械内にあったネズミのふんなどに高濃度のセシウムが含まれ、作業時に混入したとみられる。 玄米は隔離し、処分する。この農家がほかに検査した282袋は全て基準値以下だったが、同じもみすり機を使っており、県などは今後、取り扱いを検討する。県は基準値を超えるコメが見つか
フロント社会主義同盟といういかにも新左翼ぽい団体の『月刊先駆』というこれまたいかにも前衛ですッキリッ!というタイトルの機関紙に載っている、全然それふうでない小林良暢さんの「雇用のアウトソーシングで揺れるインドネシア」という文章が、なかなかおもしろです。 http://www014.upp.so-net.ne.jp/senku/ 久しぶりにインドネシアを訪れた小林さんが見たのは、正社員化を要求する現地労働者に工場を封鎖され、操業停止に追い込まれている日系企業だったようで、そこからインドネシアの雇用問題の根っこにある労働法制の問題に話が及んでいくのですが、意外に知られていないことですが、インドネシアって法律の上では大変解雇規制が厳しい国なんですね。解雇は労働紛争調停委員会の許可制で、そのため、企業に正社員雇用よりもアウトソーシングを積極化させる要因になっているというのです。 この解雇許可制とい
インターネット以外はおおよそ減少続く…直近の流れをチェック まずは出版物(あくまでも出版されたもの。つまり紙媒体)の流れ・流通の仕組みだが、概念的には次の通り。 これは今世紀初頭に経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課が「コンテンツ産業政策」の一環としてまとめた【出版産業の現状と課題(PDF)】に掲載されていたもの。現在では数字部分は大きく変動しているが、基本的な流れに変わりはない。今回グラフ化するのは、この「書店」の部分、つまり「取次」と「消費者」の間に挟まっている、小売の「書店」部分の動向。 昨今では電子書籍の流通も進んでいるが、電子書籍でも少なからずは取次を経由しており、一般書籍とさほど変化は見られない(取次を利用した方が、紙媒体の販売時に取次に任せていた作業を自前でやらずに済む。つまり手間が増えない)。直近年度分となる2022年度では電子出版物の市場は6670億円で、これはイン
ソフトバンクは米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収する方向で協議に入った。今年度内にも発行済み株式の3分の2超の取得を目指す。スプリントを通じ米5位のメトロPCSコミュニケーションズの買収も検討している。実現すれば買収総額は2兆円を超える見通し。ソフトバンクは日米を網羅する通信網を構築、多様なコンテンツを組み合わせた通信サービスを世界市場で展開する。ソフトバンクは一連の買収により、携帯
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