NEXCO西日本は、4月14日夜に発生した熊本地震による九州支社管内の高速道路の通行止め・災害状況を発表した。 それによると、九州自動車道 益城熊本空港IC~御船IC(上下線)の被害が大きく、土工部盛土法面が30m崩落、路面陥没、段差、ひび割れ、隆起等が多数発生。4つの橋梁部ジョイントで最大20cmの段差、50cmの開きが起きている。 また、御船IC~松橋IC(上下線)でも土工部路面陥没、段差、ひび割れ、隆起等が多数発生している。 現在、九州自動車道 植木IC~松橋IC(上下線)、九州中央自動車道 嘉島JCT~益城TB(上下線)が地震発生直後から通行止めが続いている。 NEXCO西日本では、揺れが大きく通行止めを実施している区間については、現在、側道廻り等からの点検を実施。また、災害発生箇所については、詳細を確認するとともに、応急復旧作業に向けた準備を行っている。 《纐纈敏也@DAYS》