先に【閉塞感の増加…日本の生活周りの心境変化】で記したように、以前【世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度】などで取り上げ『世界主要国価値観データブック』のデータ更新分の一部(日本調査分)がダイジェスト的な形で、【「日本の時系列変化<1981-2010年結果より>」】において発表されていた。他国との比較が出来ないこと、公開値が一部項目かつ大まかなものでしか無いなどの難点もあるが、いくつか気になる点に焦点を絞って解説を進めている。今回は「自国防衛時の行動選択と日本人としての誇り」について見て行くことにする。 今調査結果は2010年11月-12月にかけて、日本全国18-79歳の男女を層化多段無作為抽出(18、19歳は割当法)で抽出した上で、訪問留置法によって行われたもの。有効回答数は2443人。 思考ゲーム的な話として、「もし戦争になったとして、進んで日本のために戦うか否か」を聞いた結