クアルコムとレノボは、世界初の5G対応PCを発表した 性能は現行のインテル製の省電力プロセッサーと同程度と説明 2019年内には製品版がリリースされる見込みだが、価格や端末の種類に懸念がある 高速、低遅延、多接続が特徴の次世代通信規格「5G」。すでにアメリカや韓国での運用がはじまっており、日本も2019年9月のラグビーワルドカップに合わせて法人向けの試験運用を開始、2020年には個人向けサービスも予定されている。 各国のキャリアやメーカーなどが5Gの開発にしのぎを削る中、台湾で開催されているアジア最大のICTの見本市「COMPUTEX TAIPEI 2019」では、クアルコムとレノボが世界初の「5G PC」を発表した。 5Gにつながるものの代名詞と言えば、やはりスマートフォンやセンサーなどのIoT機器の印象が大きい。しかし、クアルコムとレノボは「5GはPC産業をも変える」と話す。