およそ1億2500万年前の白亜紀前期、中二心をくすぐるかっこいい恐竜がいた。ドロマエオサウルス科の仲間「ミクロラプトル」は、翼が4枚あったのだ。 まるで異世界のドラゴンのごとく空を飛ぶ恐竜に、心が揺さぶられるのは無理もないだろう。だがこの恐竜は、4つの翼を持つことが、果たして進化上有利に働いたのかどうかを、我々に教えてくれている。 現在4つの翼をもつ、空を飛ぶ鳥類がいないことを考えると、おのずと答えが見えてくるかもしれない。 かつて実在した4つの翼をもつ恐竜は何でも食べた ミクロラプトルは小型の羽毛恐竜で、前肢のみならず後肢にも発達した飛行用の羽毛をもち、成体の全長は約60cmから80cmほど。 4つの翼を持ち空を飛んでいた。ミクロラプトルという名前は、ラテン語で「つかむ者」を意味する。 また、ほ乳類を食べた証拠を残した恐竜としても有名だ その化石の胸の部分からは、ネズミのような哺乳類の足

