日清食品の主力商品「カップヌードル」の具材「謎肉(なぞにく)」をのせ放題のサービスが、高松市内の讃岐うどん店で提供されている。 長らく材料が秘密で、ファンに「謎肉」と呼ばれていたが、日清食品が昨秋「豚肉や大豆」と明らかにし、今月18日には「香川県が生産量世界一」と公表。PRの一環として、高松市鹿角(かのつの)町の「中西うどん」で28日まで無料提供している。 香川県の観光キャンペーンで副知事役を務める俳優・要(かなめ)潤さんが、ツイッターなどで「『うどん県』であり『謎肉県』でもある」と宣伝し、話題に。23日には午前9時の開店前に、県内外から訪れた100人以上が行列をつくった。来店者は丼を受け取ると、ネギや天かすと一緒に謎肉をトッピング。うどんが見えなくなるまでのせる人もいた。 父親と訪れた高松市の小学5年生の男児(11)は「肉うどんと違う味だけど、意外に合う。やみつきになるかも」と話していた