編集者視点の小説の書き方 著者は、新潮社の編集者です。 40年間、編集に携わり、5つの新人賞を立ち上げた経験があるようです。 小説を書こうとする方々に申し上げたいのは、好きなように書くのが身のためですよ、ということだ。これだけ小説の「物差し」が変化してきたのだ、昨日までの「傾向と対策」などすっかり捨てておしまいなさい。 好きなように書く 「傾向と対策」を学んで書く 新人賞を受賞できれば、どちらでもよいと思いました。 私は、応募する新人賞の受賞作を読んだところで、その新人賞の「傾向」も「対策」もつかめません。 必然的に、好きなように書くしかありません。 もちろん、好きなように書けば何でも良いわけではありません。 この世の大半の人々が良しとしている社会的価値観を、漠然と「公序良俗」と呼んでいいなら、これをそのまま、何のたくらみもなく小説に反映させようというのは愚行である。 タイトルにもある、「
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