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ブックマーク / www.icchi-kansou.com (6)

  • 『40代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【得意なこと、不得意なことを見直す】 - いっちの1000字読書感想文

    得意なこと、不得意なことを見直す 私は30代ですが、先取りしようと思い、読みました。 『○○代にしておきたい』シリーズでは、10代、20代、30代を読んできました。 『30代にしておきたい17のこと』で印象に残ったのは、 30代のうちに、「この分野で生きていくんだ」という自分の方向性を定めることです。そして、その中で、自分はどんな役割を担うのかを考えましょう。 自分はいったい、何をやりたいのか? そのことを見極めることです。 以前、私の感想では、 分野:特になし 役割:最低限の仕事お金を稼ぎ、他はその都度やりたいことをやる と書きました。詳しくはこちらです。 それから2か月弱経って、書を読み、生きていく分野や役割についての考え方が、変わりました。 分野:自分が人の役に立てる場所 役割:自分ができることをやり、人の役に立つ 分野について、「IT」とか「経理」などの専門分野を考えると、自分

    『40代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【得意なこと、不得意なことを見直す】 - いっちの1000字読書感想文
    jizi9
    jizi9 2023/10/08
    役に立つほんの少量ありがとうございます。
  • 『犬馬と鎌ヶ谷大仏』乗代雄介(著)の感想【犬の散歩を最優先する青年】 - いっちの1000字読書感想文

    犬の散歩を最優先する青年 タイトルの「犬馬」とは、「犬馬の労」からきていると思いました。 意味は、「主君のために、力を尽くすこと」 力を尽くすのは、主人公 主君は、主人公の飼っている犬(名前はペル) 主人公は、フリーターの25歳です。 大学生のときから、キッチンのバイトをしています。 バイトの時給は、最低賃金と同じです。 主人公にとって、キッチンのバイトは、やりたい仕事ではありません。 時間を過ぎるのを待っているだけの仕事です。 主人公は実家暮らしのフリーターなので、9時から15時の仕事でも、生活はできるのでしょう。 主人公の優先すべきことは、仕事ではありません。 犬(ペル)の散歩を、何よりも優先して考えます。 どうしてそこまで散歩を優先させていたのかは自分でもわからない。ぼくはなんでもペルの散歩と比べるようなところがあった。部活も受験勉強も、ペルの散歩より優先すべきことではなかった。 主

    『犬馬と鎌ヶ谷大仏』乗代雄介(著)の感想【犬の散歩を最優先する青年】 - いっちの1000字読書感想文
  • 『あなたの小説にはたくらみがない 超実践的創作講座』の感想【編集者視点の小説の書き方】 - いっちの1000字読書感想文

    編集者視点の小説の書き方 著者は、新潮社の編集者です。 40年間、編集に携わり、5つの新人賞を立ち上げた経験があるようです。 小説を書こうとする方々に申し上げたいのは、好きなように書くのが身のためですよ、ということだ。これだけ小説の「物差し」が変化してきたのだ、昨日までの「傾向と対策」などすっかり捨てておしまいなさい。 好きなように書く 「傾向と対策」を学んで書く 新人賞を受賞できれば、どちらでもよいと思いました。 私は、応募する新人賞の受賞作を読んだところで、その新人賞の「傾向」も「対策」もつかめません。 必然的に、好きなように書くしかありません。 もちろん、好きなように書けば何でも良いわけではありません。 この世の大半の人々が良しとしている社会的価値観を、漠然と「公序良俗」と呼んでいいなら、これをそのまま、何のたくらみもなく小説に反映させようというのは愚行である。 タイトルにもある、「

    『あなたの小説にはたくらみがない 超実践的創作講座』の感想【編集者視点の小説の書き方】 - いっちの1000字読書感想文
    jizi9
    jizi9 2023/02/23
    物語を書いている人にとってとても勉強になりそうな本、紹介ありがとうございます!
  • 第168回芥川賞候補作発表、掲載誌まとめ(2022年下半期) - いっちの1000字読書感想文

    第168回芥川賞候補作発表 2022年12月16日(金)、芥川賞の候補5作品が発表されました。 受賞作の発表は、2023年1月19日(木)です。 以下、候補作と掲載誌をまとめます。 安堂ホセ『ジャクソンひとり』文藝冬季号 初の候補入りです。 同作で文藝賞を受賞しました。 ジャクソンひとり 作者:安堂ホセ 河出書房新社 Amazon 井戸川射子『この世の喜びよ』群像7月号 初の候補入りです。 『ここはとても速い川』で第43回野間文芸新人賞を受賞しています。 この世の喜びよ 作者:井戸川射子 講談社 Amazon 感想はこちらです。 グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』群像11月号 初の候補入りです。 『鴨川ランナー』で第2回京都文学賞を受賞、同作が講談社で出版されています。 開墾地 作者:グレゴリー・ケズナジャット 講談社 Amazon 感想はこちらです。 佐藤厚志『荒地の家族』新潮12月号

    第168回芥川賞候補作発表、掲載誌まとめ(2022年下半期) - いっちの1000字読書感想文
    jizi9
    jizi9 2022/12/18
    芥川賞の予想、当りがすごいですね。 私の予想は、連続8回外れています……。
  • 『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延(著)の感想【誰にも読まれないんだから】 - いっちの1000字読書感想文

    誰にも読まれないんだから 書から学んだのは、 「誰にも読んでもらえないんだから、自分が面白いと思うことを書こう」です。 なぜなら、 よく文章指南のには、「なにが書いてあるかが大切」という教えが書いてあるが、現実は違う。「だれが書いたか」のほうが、多くの人にとっては重要なのだ。 「だれが書いたか」の「だれ」に該当すれば(例えば有名人)、どんなことを書いても読んでもらえるでしょう。 ですが、「だれ」に該当しなければ(例えば私)、どんなことを書いても読んでもらえません。 誰にも読んでもらえないなら、 「ターゲット層にバズりたい」「たくさん読まれたい」「ライターとして有名になりたい」という思い違いを捨て、まず、書いた文章を自分がおもしろいと思えれば幸せだと気がつくべきだ。 少なくとも読んだ自分がおもしろいと思えたらいいじゃん、という精神です。 さらに田中さんは、必ずしも書き手でいる必要はないと

    『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延(著)の感想【誰にも読まれないんだから】 - いっちの1000字読書感想文
    jizi9
    jizi9 2020/09/03
    ブログ執筆の勉強になる本の紹介、ありがとうございます!
  • 第163回芥川賞受賞作発表、会見、選評(2020年上半期)の感想 - いっちの1000字読書感想文

    第163回芥川賞受賞作発表 2020年7月15日(水)、芥川賞の受賞作が発表されました。 ダブル受賞です。 高山羽根子『首里の馬』 遠野遥『破局』 首里の馬 作者:高山羽根子 発売日: 2020/07/27 メディア: Kindle版 破局 作者:遠野遥 発売日: 2020/07/04 メディア: Kindle版 高山羽根子『首里の馬』 予想的中しました。 候補作の中で、最も不思議な世界観を作り出していて、完成度の高さを感じました。 感想はこちらです。 遠野遥『破局』 受賞すると思いませんでした。 前回の野間文芸新人賞で、千葉雅也さんの『デットライン』が受賞したときのような驚きがありました。 つまらなくありません。語り手が最初から不穏で、奇妙な作品です。 受賞に至った経緯、選考委員の選評が気になります。 感想はこちらです。 高山羽根子さんの記者会見 ――今のお気持ちをお聞かせいただけますか

    第163回芥川賞受賞作発表、会見、選評(2020年上半期)の感想 - いっちの1000字読書感想文
    jizi9
    jizi9 2020/07/15
    予想が当たったんですね。お見事です。花水はまたまた外してしまいました。
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