会社の敷地を出たら、頭の中から仕事のことはきっぱり追い出したい。 帰宅してからは、仕事の悩みを追い払って、プライベートな事項をしっかり考えたい。私は常々そう願っているのだが、気持ちの切り替えが下手なせいか、仕事や職場の人間関係の悩みをグズグズと引っ張ってしまうことがある。 今回は、会社の外では、仕事に悩んでも仕方がないことを明らかにしたうえで、視野を広げることに取り組むべきであることを説明したい。 <目次> 1.まじめさ故の思考パターン 2.時間をかけて悩んでも意味はない。 3.企業側も求める人材像が変化している。 まとめ 1.まじめさ故の思考パターン ホワイトカラーのサラリーマンは時間、精神的労力を割き、会社に貢献している。一時代前は、時間労働の対価として給料を得ているという意識が日本ではあった。コンピュータ化される前の昭和のモーレツサラリーマンや、労働時間の多さで仕事への貢献度が評価さ