55年前の今日(米時間20日)は太平洋ビキニ環礁ナム島沖で水爆投下実験があった日。4.57km上空で出力15メガトンの核が爆発、直径6.4kmの火炎が太陽の500倍の明るさで海を照らしました。 水爆は1951年にハンガリー生まれのエドワード・テラーとポーランド生まれのスタニスワフ・ウラムのふたりが考案したもの。水爆を空中爆発させる実験はこれが初めてですが、ビキニ環礁の核実験はもっと前からありました。世界中の海岸でもうひとつの核爆弾=ビキニがテストされ出したのもその頃です。 ビキニ史 それは1946年5月のこと。当時パリで母親の下着専門店の経営を手伝っていたフランス人自動車エンジニア、ルイ・レアール(Louis Réard)は世にも小さなツーピース水着をつくり、「世界最小の水着」として売り出します。 ファッションデザイナーのジャック・エイム(Jacques Heim)もレアールの知らないとこ