衆院選の与党の獲得議席は1日、自民党259、公明党32の計291で確定し、自民の追加公認2人を加えても定数465の3分の2(310)に届かなかった。参院で法案が否決された場合、自公だけで衆院再可決が不可能になる。自公は、政権に復帰した2012年衆院選を含め、3回連続で確保してきた3分の2の議席を約9年ぶりに下回った。 憲法59条は、衆院で可決した法案を参院で否決や修正した場合、衆院が出席議員の3分の2以上の多数で再び可決し、成立させることができると規定。参院が法案を受け取って60日以内に議決しない場合も衆院は否決とみなし、再議決できる。 仮に来年夏の参院選で与党が大敗し、…
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