沖縄・尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の状況を撮影したビデオとみられる映像が、インターネット上の動画サイト「ユーチューブ」に流出していたことが5日、分かった。 インターネット上に流出した「尖閣ビデオ」は、誰が何の目的で公開したのか? 元科学捜査研究所主任研究官で関西国際大の桐生正幸教授(50=犯罪心理学)は「日本という国がこのままではどうなるのか、という思いの強い人物と思われる。映像はほとんど編集しておらず、インターネットやパソコンに強いとは思えない。そのまま衝突の事実を公開しており、かなり腹をくくった行動なのではないか」と話した。 また、ハンドルネームの「sengoku38」について桐生氏は「この『38』は映像流出に同意した人数かもしれないし、拳銃の口径の意味かも。流出させた人物が明らかになったときに数字の意味も納得できる可能性が高い。『sengoku』とアルファベットにすることで、