本日の一冊は、京大人気No.1若手教官によるキャリア講義。 著者の瀧本哲史さんは、マッキンゼーを経て独立し、いくつかの会社を経営するかたわら、エンジェル投資家としても活動する人物。 そんな方が、大学で起業やキャリアの講義をしているというのだから、何とも贅沢な話です。 著者の授業では、学生に資本主義の仕組みや起業のテーマ、資金調達の方法、市場開拓の方法、ビジネスパートナーとの協調などについて教えているようですが、同時に、資本主義の仕組みのなかで、どうすればより良い環境で働けるか、継続的に高い報酬が得られるのかについても教えているようです。 そんな著者が、冒頭で語っている衝撃的な事実は、「学歴だけで人に差をつけることはもはや無意味となった」ということ。 さらに、現在もてはやされている英語やIT、会計についても、これはあくまで教育ビジネスの人間が仕掛けた「不安解消マーケティング」であると喝破して