量的緩和への移行あたりでお茶を濁すんじゃないかと思ったら……それすらもやらない.一応の希望としては明日の会談でもう一つ譲るための材料というみかたもあるみたいだけど,そうじゃないんじゃないかなぁ.もうね……政府は総裁の罷免,日銀法の改正まで含めた議論を始めないといけない. 以下は12時半頃のエントリ
さて,途中ちょっとしたブレイクを挟みましたが,本題の「インフレはどうやって起こすの?」に行きましょう. まず,未来永劫にデフレギャップがあって景気は悪く,物価下落は継続の経済というのはありません*1.というよりも長い期間*2需要不足による不況が続くと,倒産による関係特殊的人的資本が毀損し,資金不足によって研究開発投資も,労働者のOJTもすすみませんから潜在成長率が低下し……いつかはデフレギャップは一応はなくなるでしょう*3. ポイントは将来のインフレ/好況 企業にとっての問題は外生的に起きたショックに対して起きる景気の拡大がどの程度のものなのかという点につきます.将来の好況がかなりのもので,それにのっかればしっかりと儲かるならば,たとえ現時点で不況だとしても人とモノに投資をする気になるでしょう. これはインフレ率についても同じコトです.財の価格の上昇が比較的長期間にわたる,そして将来の資産
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