京都大学 情報学同窓会の超交流会 2017 で発表した資料です。今年3月に出した新書の内容をアップデートしながら、一年ぶりに改訂して 7 つにまとめてコンパクトにしました。Slideshare はこちらです。 不合理なアイデアのほうが合理的難しい課題のほうが簡単ややマイルドなカルトであれ多数の Like より少数の Love を競争は負け犬の戦略 — 独占せよホームランになるアイデアを選ぶアイデアは考えるのではなく気付くもの代表的なものだけを集めたので使いやすいといいなと思います。
京都大学 情報学同窓会の超交流会 2017 で発表した資料です。今年3月に出した新書の内容をアップデートしながら、一年ぶりに改訂して 7 つにまとめてコンパクトにしました。Slideshare はこちらです。 不合理なアイデアのほうが合理的難しい課題のほうが簡単ややマイルドなカルトであれ多数の Like より少数の Love を競争は負け犬の戦略 — 独占せよホームランになるアイデアを選ぶアイデアは考えるのではなく気付くもの代表的なものだけを集めたので使いやすいといいなと思います。
若手研究者の方との対談(近々 Web に記事が出る予定)の中で、VR や深層学習、そして IoT、Edge など、様々な技術分野にまたがりながら研究をされているその御方が、どういった方針で技術を採用して研究や実装を進めているかを聞いて、Perez の S カーブを思い出しました。 S カーブを簡単に図示すると以下のようになります。 優れた理論は過去を説明できるだけではなく、未来を予測することの役にも立ちます。そして冒頭に挙げた研究者の方の話を聞いていると、この S カーブは個別要素技術の予測や整理においてもある程度応用できるのかなと思いました(もちろん類似の整理法では Gartner のハイプサイクルもありますが、ちょっと視点が違うので、Perez のほうを使ってみます)。 例えばその研究者の方の技術採用と応用の方針をお伺いすると、それぞれの技術について以下のような判断がなされているようで
Y Combinator の Stanford での講義に基づいて作った、「スタートアップの 3 分ピッチテンプレート」では、以下のピッチの構成をお勧めしています。 課題解決策市場規模トラクションユニークな洞察ビジネスモデルチームこの最初に 0. タイトルと、最後に 8. Closing Remarks が入る、というのが一般的で分かりやすいピッチの構成です。 このテンプレートの構成ですが、Airbnb の初期のピッチ資料の構成がうまく対応していたので、それぞれを比較しながらの解説を 5/24 にしてみました。その解説の文字起こしが本記事です。 なお、下記のスライドにより、Airbnb は 2009 年に Sequoia Capital から 6,000 万円の資金調達ができたようです。
イベントで Q&A を受けていると「スタートアップのスケールのノウハウはないのですか?」と聞かれることがあります。正直私もそこまでまとまった資料を見たことがないのですが、紹介する Blitzscaling (CS183C) などの講義などはあります。この記事はそうした参考資料の紹介です。 何はともあれプロダクトマーケットフィットスケールアップの段階はプロダクトマーケットフィット (PMF) を達成した後と言われています。なのでまずは PMF について解説します。 Twitch の創業者である Emmett Shear いわく、プロダクトマーケットフィットに辿り着くまでの仕事は、岩を必死に押しながら山の坂を登るような大変で地道な作業であり、プロダクトマーケットフィットによって山の頂上にたどり着き、そしてプロダクトマーケットフィット後は山の下り坂を転がり落ちていく岩を全力疾走で追いかけるような
この記事は2012年11月にポール・グレアムが自身のBlogへ投稿した『How to Get Startup Ideas』というエッセイを訳したものだ。ポール・グレアムはシリコンバレー最大の起業家養成スクールである『Y Combinator』の創設者であり、YCの卒業者にはDropbox, Airbnb, Heroku, Cruiseといった名だたるテック企業がいる。 YC卒業者たちの時価総額合計はなんと8兆円以上と見積もられる 本記事は急成長を目指す全てのスタートアップにとって「狙う打球の見極め方」を示したものであり、最も大事な視点が示されている。約2万字と非常に長く、またぼくの拙訳ではあるが、日本でも盛んになりつつあるスタートアップという働き方に対して関心がある、できるだけ多くの人に読んで貰いたいと思い翻訳に至った。もともと原文を読んでいたのだが、翻訳記事がほかに見つけることもできなか
2016 年に逝去した、元 Intel CEO の Andy Grove による High Output Management の日本語訳が復刊され、さらに Hard Things の Ben Horowitz の序文がついたことで、改めてスタートアップ界隈でも 1 on 1 (ワンオンワン) ミーティングの効果が注目され、各社や各人の 1 on 1 のノウハウが共有されるのではないかと期待しています。 Y Combinator の Sam Altman はスタートアップ初期でのコミュニケーションの重要性を何度も説いています。特にスタートアップは業務が複雑になりがちで、かつ状況の変化も早いため、コミュニケーションがボトルネックになりがちです。 コミュニケーションの遅れは意思決定の遅れにつながります。そして意思決定の遅れは事業の進捗を遅らせたり、トラブルの兆候を見逃してトラブル発生の原因にな
ランサーズを起業し8年が経ちましたが多くの本を読み漁り、課題解決のヒントをもらったり、正解のない意思決定で思い悩んだ末のあと一歩を踏み出す勇気をもらったり多くの本に助けられました。 振り返ると経営のフェーズによって読んでいる本の種類も全然違うし、未だに何度も何度も読み返す本もあれば、そのタイミングでは参考になったけど1度だけ読んだだけのものまで様々。 自分の血肉になり意思決定に手垢をつけてくれたような「この本やサイトがなかったら今がない」というものだけを厳選して経営のフェーズ毎にまとめてみました。フェーズによっては古い本もありますが、今でもエッセンスは色褪せてないものを集めてみました。 起業する前 起業する前というのは、そもそも起業すべきなのか、起業するということはどういうものなのかを知るために色々な本を読みました。起業家の体験談、起業というものを体系的に扱っているもの。その中で特に背中を
スタートアップを始める前に知っておくべき、スタートアップの反直観的な事柄やスタートアップの逆説についてまとめました。Paul Graham と Peter Thiel の言説を振り返りたいときにどうぞ。※ 6/30 に東京大学のアントレプレナー道場で話した内容です。 1.不合理なアイデアこそが合理的 2.良いアイデアは説明しづらい 3.難しい課題のほうが実は簡単 4.良いプロダクトの機能は少ない 5.多数のLike より少数のLove を 6.スタートアップのアイデアを考えてはいけない 7.競争は敗者の戦略—独占せよ 8.小さな市場から始める 9.スケールしないことをしよう 10.チームに多様性はいらない 11.会社化すると良くない 12.スタートアップに関する知識はいらない 13.やりたいことはやってみないと分からない +逆説のベンチャー投資Read less
イノベーションの担い手としてのスタートアップは生き残り続ける Y CombinatorのSam Altmanはこのように述べています。 The only thing at this point that’s going to drive growth [in this country] is innovation, and the only thing that seems to be driving innovation…is gonna be startups…so I think there is this moral imperative to make startups happen. 現時点で、この国の成長を加速する唯一のものはイノベーションで、イノベーションを加速する唯一のものはスタートアップです。だからスタートアップをもっと増やすことは、道徳的に急務であると思います。 私も
先週は水木金と3連続でピッチをしてきました。ようやく、我々が目指しているプロダクトの形が見えてきたこともあり、構想が中心の概念的な内容から絵を見せて話をする具体的なピッチへと進むことができました。3連続ということもあり毎日ブラッシュアップされて良いものに仕上がってきまして、最後の日は自信を持って自分の言葉で伝えることができるようになってきたのではないかと思いました。 本日はプレゼン資料作りにおいて、自分が気にしている部分やこれまで様々な方からアドバイスを頂いて取り込んだことを押さえた「スタートアップのためのプレゼン資料作りのコツ」を書いてみようと思います。コツについては、やる前と後で比較出来るようにビフォーアフター形式で紹介します。つい数日前までは左の図(Before)だったことを考えると短期間での成長ぶりが見て取れると思います(汗) 1.インパクト スライドの1枚目では、インパクトのある
デブサミ2014発表資料です。 http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/421/ 現在DeNAでは、エンターテイメント事業本部という非ゲームの新規事業開発に特化した部署を新設し、新しく会社の柱となるサービスの開発に鋭意取り組んでいます。本年度は、大小合わせてすでに8本のサービスをリリースしており、年度内には10本以上のリリースを目標としております。iOS/Android/ブラウザベース等、多種多様なプラットフォーム向けのサービスを複数並行で開発してきました。早いスピードで、かつ高スケーラビリティなサービスを複数開発する上で苦労した点や工夫した点を、iOS/Android等のフロントエンドからインフラを含むバックエンドまで幅広くご紹介したいと思います。
日本を代表する投資家二人が、世界のスタートアップ事情と日本のスタートアップの展望について対談。スマートフォンの次はリアルビジネスやハードウェア領域が熱いと語る、そのワケは? 大統領がパネルティスカッション! 欧のスタートアップイベント 孫:川田さんは日本に限らず色んなところに投資をなさっていると思うんですけれど、これから、来年とか「熱いな」って思う領域とかってどういうところなですか? 川田:この前泰蔵さんにですね、ヘルシンキで生のトナカイの肉をご馳走されて、すごい黒くて濃いお酒があって。あとKLab真田さんとかと皆でガバガバ飲んでぶっ倒れてたんですけど。ヘルシンキってすごいですね。北欧は非常にですね、泰蔵さんもSlushのイベントで話されてたんですけど。Slushというイベントがあって。ヨーロッパで最大ですよね。 孫:6000人来ていて。 川田:そこはオープニングでいきなりフィンランドの首
Pinterestの共同創業者であるベン・シルバーマン(Ben Silbermann)がYcombinatorのStartup Schoolで語った起業家へのアドバイス 2012年にPinterestの共同創業者であるベン・シルバーマン(Ben Silbermann)がStartup Schoolで語ったビデオ。Pinterestの創業者たちがいかに厳しい時代を過ごしたのか、投資家にどんな風にあしらわれたのか、など笑いをとりながら自分とPinterestが経験した事を話しています。 僕は初めて見たときからこの動画が大好きになり、それから1週間ほど毎日のように聞いた。朝出勤する時も、昼作業する時も、夜寝る前も、ジムで走っている時も。でもそれでは足りず、英語で何となく聞き流している部分も全て理解するために翻訳してみることにしました。が、長くてたまに単語が聞き取れずかなりの部分雰囲気で訳している
隣席のるびりすと氏(@hsbt)と僕とで、この半月ほど、東京・福岡で合計3回にわたって勉強会ツアーをやっていました(その他のこともたくさんやっていたので、それだけではもちろんないのですが)。今日でそれもひと通り終わったので、どのようなことをやっていたのかについて、ここで公開したいと思います。 我々の話はどの回も以下の順番で行われており、いわば三題噺みたいな構成となってます。 リーンスタートアップ インセプションデッキ Scrum それは、我々が議論している模様を撮った以下に掲げた写真に見られるように、開発プロセスというものが階層的な構造を持っているからです。 www.instagram.com ここでは、その最初の話「開発者のためのリーン・スタートアップ」および「リーン・キャンバス入門」のスライドを紹介します。 開発者のためのリーン・スタートアップ 僕は技術者です。また、技術者としてさらな
ピボットという言葉をご存じでしょうか?スタートアップ界隈では一般用語化してきたこの言葉ですが、簡単にいえば当初のビジネスモデルや製品サービスを市場や顧客の反応に応じて転換していくことです。最初に考えたプラン通り、スタートアップや新規事業がスムースに成長することは滅多にないですし、いかに状況を見極め必要に応じてピボットしていけるかどうかはスタートアップにとって生死の分かれ目でもあり小さくまとまるか大きく拡大できるのかの差にもつながるでしょう。とはいえ、なんでも安易にピボットすれば良いというものでもないでしょうし、新しい市場を開拓するには我慢やこだわりも大事です。今回はそんなピボットのタイミングについて考えたスタートアップや新規事業に関わる人に興味深い記事を。 — SEO Japan 起業家は簡単にはあきらめない。成功するためには、回復力があって、神経が図太く、境界線ぎりぎりのクレイジーでなけ
SEO Japanで定期的に記事を紹介しているスタートアップ情報サイトOnStartupsがデジタル書籍を出版したということで、本から抜粋した明言を21まとめた記事を今年頑張ろうと思っているスタートアップ起業家やスタートアップで働く皆さんへ。シンプルながらヒントになる点があるかもしれない言葉が勢ぞろい。 — SEO Japan ヤッホー!出来たてほやほやの新刊OnStartupsの登場だ。私が稼ぐ全ての印税は、世界中の起業家精神を助けているKivaへと寄付されることになっている。 いつも読んでいる読者の方々は知っているように、OnStartupsブログ(あなたが今読んでいるもの)は過去7年にわたってスタートアップエコシステムによく登場していた。その間、いくつかの優れた記事が投稿されたのだが、その一部を書いたのが私だった。しかし実際は、Jason Cohen (@asmartbear)、Mi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く