これが行動履歴から傾向を判断し、推薦につなげていく基本的なアイディアになる。そして 共に好まれやすい傾向 をログから数値的に見つけ出してくれる機能を備えたのが、Mahoutというライブラリだ。 3. 高速な検索技術を活用する 今、きんモザとごちうさが共に好まれやすいという傾向がわかった。それでは、ここでもし新しい登場人物・サトシが "きんモザ BD" というキーワードでAmazonを検索していたら、Amazonのシステムはどう対応すべきだろう? 答えはシンプルだ。すかさず、ごちうさのBDも こんな商品もいかがですか? と表示すればいい。 (ここまで書いてから確かめたら案の定そうなった) これが現実的なシーンでの推薦システムの動きになる。傾向に基づいた推薦は闇雲に広告を打つよりよっぽど賢いし、効果的だ。 ただし、「きんモザで検索していたら、すかさずごちうさも表示する」という推薦処理は高速に行