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2007年5月4日のブックマーク (2件)

  • 義務教育における7つの教育方針 3 - 数学屋のメガネ

    義務教育学校の6つ目の弊害は「条件つきの自尊心」という言葉で語られている。ジョン・テイラー・ガットさんはまず次のように書いている。 「六つ目の教育方針は「条件つきの自尊心」である。親から無条件に愛されている子どもは、自尊心が強く、従わせるのが難しい。しかし、こういう自信家が大勢いては、社会は維持できない。そこで私は、子どもたちに、自分の価値は専門家の意見に左右されるということを教える。つまり、彼らは常に教師に評価され、審査されるのである。」 僕は子どものころから、人間の正しい評価など誰にも出来ないと思っていた。だから、たいていの評価は間違っていると思っていたので、ある意味ではどのような評価をされようともそれに驚くことはなかった。的外れな評価をする人間は、まあ「見る目がないんだな」と思っていた。 僕の両親も、教員の評価よりも自分の目で見たほうを信じていたので、学校がどのような評価をしようとも

    義務教育における7つの教育方針 3 - 数学屋のメガネ
    jrf
    jrf 2007/05/04
    学校らしさを捨てる試みは私は90年代以降のものしか知らないが、各国でなされていると思う。子供時代に教育を受けるチャンスは実のところ二度ないことが本質では?そのチャンスを何とか作る社会が…試みられている?
  • 義務教育における7つの教育方針 2 - 数学屋のメガネ

    ジョン・テイラー・ガットさんの『バカをつくる学校』で語られている義務教育学校の3つ目の弊害は「無関心」というものだ。ジョン・テイラー・ガットさんは、「私は、たとえ子どもたちが何かに興味を示しても、あまりそれに夢中にならないように教える」と語っている。それは、学校というものが、一貫性のないカリキュラムを持っているので、満遍なく全部をやらせるには、偏った関心を持たせることはまずいからだ。 この「無関心」は学校においては制度的にそうなるように工夫されている。ジョン・テイラー・ガットさんの授業が子どもたちを夢中にさせていても、チャイムがなればその気持ちをすぐに切り替えて別の学習に気持ちを振り向けなければならなくなる。そのときにいつまでも夢中になった気持ちを引きずっていれば、次の学習に支障が生じて落ちこぼれることになるだろう。天才といわれたエジソンのエピソードなどには、そのような気持ちの切り替えが出

    義務教育における7つの教育方針 2 - 数学屋のメガネ
    jrf
    jrf 2007/05/04
    >(…)「劣等生」とは、教師の示した考えに抵抗し、何をいつ学ぶのか、自分でそれを決めようとする生徒のことだ。(…)」<待った!それを「教師」が導くべきなのか?親や社会に戻して何が悪い…教師しかいないか…?