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30pと社会科学に関するjrfのブックマーク (1)

  • マルクス理解の難しさ - 数学屋のメガネ

    僕はマルクスの『資論』に何度か挑戦してその都度挫折している。それは、マルクスの叙述の抽象度の高さにあると今までは思っていた。抽象のレベルが高すぎるので、その過程を追うことが難しく、現実のどの面が捨てられていっているかを理解することが難しいのだと思っていた。しかし、大塚久雄さんの『社会科学の方法』を読んだら、抽象レベルの高さに加えて方法論的にも難しさがあるのではないかということを感じた。 抽象度の高さから言えば数学などは最高レベルの抽象度を持っている。だが、数学の場合は、抽象度は高くてもその過程が短い場合は理解が容易なので、そのようなものから抽象化の過程に慣れていって、その過程が複雑で長いものの理解へと進むような学習をしていく。いきなり複雑な過程を持つ高い抽象レベルの対象へ行くことはない。 『資論』などは、数学的に言えば最高度の複雑性を持った抽象度がその難しさを与えていると僕は感じていた

    マルクス理解の難しさ - 数学屋のメガネ
    jrf
    jrf 2007/03/01
    ちょうど自分の昔の「論考」を読み返していたときの時宜を得た記事だった。数学やプログラムの「再帰自覚的不易読性」は異常。だが、自覚しないだけで社会科学的なものにもそれはあり、自覚できなさが問題になる?
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