「2019年は“データドリブン経営元年”だった」。セゾン情報システムズ 流通ITサービス事業部の今野達矢氏は、昨年を振り返ってこう語る。データ連携プラットフォームの「DataSpider Servista」やセルフサービスBIツール「Tableau」などの導入支援サービスを手がける同事業部でも、昨年は新規顧客20社を含む40以上のプロジェクトを手がけたという。 セゾン情報システムズ 流通ITサービス事業部 事業部長 リンケージサービス部 部長の花香 勝氏、同社 流通ITサービス事業部 営業部 部長の今野達矢氏 社内に眠る多様で膨大なデータを集約/分析/可視化してビジネスのインサイト(洞察)につなげ、最適な経営判断や新規事業立ち上げなどを実現する――。国内企業でも、そうした「データドリブン経営」を目指す動きが加速していることは間違いない。しかし、そうした理想像を夢見てプロジェクトに着手しても
![データドリブン経営の実現をはばむ「3つの壁」、セゾン情報に聞く (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3bf2f58401896c053042bccdbce92535496a6396/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2020%2F01%2F27%2F3006483%2Fl%2F9d742859acfa88e3.jpg%3F20200122)