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ブックマーク / call-of-history.com (5)

  • 歴史的に貴重な中世アイルランド語写本「リズモアの書」、英国からアイルランドへ帰還 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    中世アイルランド文学の重要な写の一つである「リズモアの書」が、現在の持ち主である英国の貴族デヴォンシャー公爵からアイルランドの国立大学ユニバーシティ・カレッジ・コーク(University College Cork, UCC)へ寄贈された。1640年代に戦争で持ち去られて以来、約380年ぶりの返還となる。 「リズモアの書(英語” Book of Lismore “, アイルランド語” Leabhar Leasa Móir “)」は中世のアイルランド南部マンスター地方で最大の領主であったカーベリー領主(Lord of Carbery)の第十代当主フィンギン・マッカーシー・リーク(” Finghin MacCarthy Reagh” , 1478-1505)のために編纂されたゲール(アイルランド)語写である。 リズモアの書に収録されている物語はアイルランドの聖人たちと関連する黙示録の物語、

    歴史的に貴重な中世アイルランド語写本「リズモアの書」、英国からアイルランドへ帰還 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    jt_noSke
    jt_noSke 2020/11/02
  • 中世初期の「聖杯」の破片がハドリアヌスの長城近郊ヴィンドランダ遺跡で発見

    イングランド北部ノーサンバーランド地方「ハドリアヌスの長城」近郊にあるローマ時代にローマ軍駐屯地として使われていたヴィンドランダ遺跡の崩壊した教会建物の中から、キリスト教の儀礼でつかわれる聖杯(Chalice)の破片が出土した。五世紀から六世紀頃にかけてのものとみられる。 発見された聖杯は鉛製で十四点の破片に分かれ、表面には当時のキリスト教的な様々な図像がエッチングされている。肉眼で確認することは困難だが専門家による調査で、船、十字架、カイ・ロー(”Chi Rho”,ギリシア語でキリストを意味する” ΧΡΙΣΤΟΣ”の頭文字XPを組み合わせたキリスト教のシンボル)、魚、クジラ、幸せそうな司教、天使、信徒たちの図像とラテン語、ギリシア語、オガム文字(”Ogam Script”原アイルランド語を記した文字、四世紀末~七世紀にかけて文献に登場する)が描かれていることがわかった。 ポスト・ローマ時

    中世初期の「聖杯」の破片がハドリアヌスの長城近郊ヴィンドランダ遺跡で発見
    jt_noSke
    jt_noSke 2020/09/03
  • イラク北部でダムの水が引き約3400年前のミタンニ帝国の宮殿遺跡が発見

    2019年6月27日発表のテュービンゲン大学プレスリリースによると、2018年秋、イラク北東部クルディスタン地域にある、ティグリス川東岸のモスル・ダム(1980年建設)の貯水池の水が引いたところ、青銅器時代の宮殿が発見された。考古学的に非常に重要な発見として海外でもCNN、BBC他各ニュースで報じられている。 動画:テュービンゲン大学/ Eサイエンスセンター制作 クルド人実業家の資金援助を受けてドイツ・テュービンゲン大学とクルディスタン考古学機構(Kurdistan Archaeology Organization (KAO))の合同チームが調査を行い、同宮殿(ケムネ宮殿”Kemune Palace”)が紀元前15世紀から14世紀にかけてメソポタミア北部とシリアの大部分を支配していたミタンニ(ミッタニ)帝国の時代にさかのぼることができることが判明した。 クルド人考古学者ハサン・アフメド・カ

    イラク北部でダムの水が引き約3400年前のミタンニ帝国の宮殿遺跡が発見
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    jt_noSke 2019/07/01
  • 「お前らジャンヌ・ダルクと一緒にいてムラムラしないの?」と聞いてみた結果

    「尊い・・・」ってなる、という記録が実際残されている。 記録を残しているのはゴベール・ティボーという準騎士で1429年三月二十二日、神学者のピエール・ド・ヴェルサイユの共としてジャンヌ・ダルクと面会したことがある人物である。彼はのちに兵士たちに率直に尋ねてみたのだそうだ。「お前らジャンヌ・ラ・ピュセルと一緒にいてムラムラしないの?」と。そしてそのやり取りを以下の通り書き残した。 「軍隊においては、彼女はいつも兵士たちと行動を共にしていた。ジャンヌと親しかった者の多くから直接聞いたことだが、彼女に対して彼らが肉欲を感じることは金輪際なかったという。それはどういうことかというと、彼らが彼女に欲情を抱くことはままあったにせよ、どうしてもそれ以上の挙に出ることはできなかったので、彼らは彼女を欲望の対象にすることは不可能だと信じこむようになっていた。仲間同士で、肉欲を満たし、快楽を刺激するような話を

    「お前らジャンヌ・ダルクと一緒にいてムラムラしないの?」と聞いてみた結果
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    jt_noSke 2018/07/04
  • 「世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ」辻隆太朗著

    書は、そのタイトル通り、ユダヤ陰謀論、フリーメーソン、イルミナティなどの著名なものから、9.11陰謀論や地震兵器、あるいは「田中上奏文」、オウム真理教、米国の宗教右派など多種多様な陰謀論関連のトピックを網羅しつつ、陰謀論がなぜ人々に受け入れられていくのかを、宗教学者の立場から描いた新書である。 陰謀論とは (1)ある事象についての一般的に受け入れられた説明を拒絶し、 (2)その事象の原因や結果を陰謀という説明に一元的に還元する、 (3)まじめに検討するに値しない奇妙で不合理な主張とみなされる諸理論、である。(P5) ユダヤ陰謀論は「ユダヤ人」が世界の政治経済を支配しており自身の都合がいいように操作するために、あるいは自身を迫害し続けたキリスト教徒に復讐するために陰謀を張り巡らせ、「シオン賢者の議定書」という文書(実は偽書だが)にその世界支配計画が記されている、という趣旨の内容で様々なスト

    「世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ」辻隆太朗著
    jt_noSke
    jt_noSke 2015/04/30
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