立憲民主党や共産党が府省庁の担当者を国会内に呼んで行う合同ヒアリングに対し、与党や他の野党から批判の声が強まっている。開催頻度の多さや議員らの詰問を受ける官僚の姿をインターネットで公開する手法が、府省庁側を物理的、精神的に圧迫し、省庁の本来業務に支障が出ているためだ。ストレスと過労で倒れる官僚もおり、与党は野党にヒアリングのあり方の見直しを呼びかけている。 大声で詰問、ネットで中継… 「人事に関することだから答えられないってずっと言ってきましたよね? それは認めますよね? 録音にも残ってますよ」 19日に開かれた日本学術会議の会員任命見送りに関する「学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング」の6回目。立民の原口一博副代表はマイクを手に、内閣府の担当者にこうに迫った。