日本のソフトウエア・ベンダー24社で結成しているメイド・イン・ジャパン・ソフトウエア・コンソーシアム(MIJS)は11月29日、「第2回MIJSカンファレンス」を開催し、11月19日に発表していた「MIJS標準規格」第1弾をお披露目した。MIJS標準規格は、加盟ベンダーのパッケージ・ソフトを連携させやすくするためのインタフェース仕様である。カンファレンスでは実際のソフトを使って、プログラミング作業なしに連携して動かすデモを実施した。 MIJS標準規格は、(1)日々発生するトランザクション・データと(2)あらかじめ登録しておくマスターデータ、(3)共通インフラ機能という3つの要素からなる。第1弾では、仕訳と受注、製造という3つのトランザクション・データと、社員と部門(組織)、顧客という3つのマスターデータを標準化した。 第1弾の規格を利用したデモでは、アプリケーション連携のための基盤として、