[シアトル 7日 ロイター] 神経質なアナリストたちはこれまで何年も、米アップルAAPL.Oや米グーグルGOOG.Oの輝かしい株価が、いつか地に落ちるのではないかと心配してきた。スティーブ・マンデル氏やリー・エーンズリー氏といった一部の有名ヘッジファンドマネジャーは今、そうした懸念から実際の行動に移しているようだ。 マンデル氏のローン・パイン・キャピタルと、エーンズリー氏のマーベリック・キャピタルは昨年第4・四半期、そろってアップル株とグーグル株の持ち分を減らした。個別銘柄に投資する大型ヘッジファンドの運用報告書をトムソン・ロイターが調査したところ、こうした動きは他のファンドマネジャーにもみられた。 アップルは携帯電話機「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の成功もあり、過去1年半で株価が2倍になった。ウェブ検索市場での地位を確固たるものにしたグーグル
【オスロ・ロイター時事】南極の氷河の一部は従来考えられていた積雪によるものではなく、氷解した水が下部から再凍結した結果形成されたとの調査結果が3日、米科学誌サイエンスに掲載された論文で明らかになった。 それによると、6カ国の科学者が南極東部にある巨大氷河を調査したところ、ほぼ4分の1は下部で氷解水が再凍結して形成されたものであることが分かった。地下深くでは氷は高圧や自滅のためしばしば融解する。 氷河は積雪が凍結して形成され、重さのため大洋に向かってゆっくりと進んでいくというのが定説で、今回の調査結果はそれとは食い違うものとなった。同論文の共同著者であるコロンビア大学のロビン・ベル氏は「氷河は上から段々と重なっていくケーキのようなものだと思われてきた。ところが、誰かが底から氷を押し込んでいくようなのだ」と述べた。
2月4日、ドイツのルフトハンザ航空幹部は、スカンジナビア航空が売りに出された場合ルフトハンザは関心を持つだろうと述べた。写真手前はスカンジナビア航空機。写真奥に見えるのはルフトハンザ航空機のロゴ。2008年9月撮影(2011年 ロイター/Scanpix) [ヘルシンキ 4日 ロイター] ドイツのルフトハンザ航空LHAG.DEの幹部は、フィンランド紙とのインタビューで、北欧のスカンジナビア航空(SAS)SAS.STが売りに出された場合、ルフトハンザは関心を持つだろうと述べた。 ルフトハンザの欧州営業・マーケティング部門責任者カルステン・ベンツ氏は、カウッパレーティ紙に対し「いまSASを買うつもりはない。組合や対立、隠れ債務が多過ぎる。それに主要株主がまだ売却の意向を示していない」と指摘。 そのうえで「しかしSASが売りに出されたら、われわれは確実に関心を持つだろう」と語った。 デンマーク、ノ
2月1日、全日空は香港のファーストイースタン・インベストメントグループと、月内にもLCC事業で新会社を設立する。写真は全日空機のロゴ。2009年1月撮影(2011年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 1日 ロイター] 全日空9202.Tは1日、香港のファーストイースタン・インベストメントグループ(FE)と、関西国際空港を拠点とするLCC(ローコストキャリア)に関する共同事業で株主間協定を締結したと発表した。 月内にも新会社を設立し、2011年度下期中の運航開始を目指す。同社広報担当者によると、複数のLCCの参入により競争が激化している国際線で競争力を向上することが狙い。 全日空は昨年9月、FEとの共同出資によりLCC市場に参入すると公表済みで、今回、新会社の名前や当初出資額などを決めた。新会社名はA&Fアビエーションで、国内線と国際線を展開する。設立時の出資額は全日空が10
12月17日、裕福なバックパッカーによる、ビジネスクラスやファースクラスの世界一周旅行が増加していると、オンライン旅行会社が明らかに。ロンドンのヒースロー空港で10月撮影(2010年 ロイター/Paul Hackett) [ロンドン 17日 ロイター] 「フラッシュパッカー」や「ボードルーム・バックパッカー」と呼ばれる裕福なバックパッカーによる、ビジネスクラスやファースクラスの世界一周旅行が増加している。オンライン旅行会社Round the World Expertsの調べで17日分かった。 それによると、ビジネスクラス以上の世界一周の航空券は、売り上げがこの半年で166%増となり、過去3カ月間でも55%拡大。仕事を離れて休養している裕福な人々や、別荘の購入資金を旅行に回した人などの間で需要が伸びている。 最近予約があったファーストクラスの1人旅は、同社の過去最高額となる5万ポンド(約65
[横浜市 22日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tは22日、新型小型車「ヴィッツ」を発売したと発表した。排気量1300ccのモデルでは停車時に自動でエンジンを休止するアイドリングストップ機能を組み合わせ、ガソリン1リットル当たりの走行距離を26.5キロメートルとした。価格は106万─179万円。 新型「ヴィッツ」は、ホンダ7267.Tの新型「フィット」(燃費24.5キロメートル)、日産自動車7201.Tの新型「マーチ」(同26キロメートル)を上回り、ハイブリッド車を除く登録車でクラス最高水準の燃費性能を実現した。環境対応への意識の高まりから自動車各社は 低燃費車を投入しており、マツダ7261.Tは2011年前半に燃費30キロメートルを実現する「デミオ」を発売する計画だ。 同日、横浜市で開いた新車発表会に出席した豊田章男社長は、2011年の国内生産を10年実績見込み比5%減の310万台と
世界2位の外貨準備保有国である日本が実際に外貨準備を用いて世界の希少資源を買い集めれば、資源価格の高騰を招き、世界的なインフレに火がつきかねない。そうなれば、資源産出国は資本流入の規制策を強化し、自由貿易を阻害する恐れもある。 日本の与党民主党は先週、円高を生かし、エレクトロニクス産業に欠かせないレアアース(希土類)を含む、海外の資源開発に投資するという予想外の提案を行った。そればかりか、中国やシンガポールと同じような政府系ファンドの設立も提案した。 政府系ファンドの設立が実現すれば、日本は先進国として初めて、中国やカタールのように多額の外貨準備を戦略投資に投じる国となる。 ジュネーブのコンサルティング会社ジオエコノミカのマネジングディレクターで政府系ファンドの専門家でもあるSven Behrendt氏は「国家キャピタリズムのアイディアは自己増殖する。中国や中東諸国がそのような行動をとり、
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