ニュース 石から作る紙、日本でも販売 2008年06月19日 09時49分 更新 「真っ白で柔らかな紙の原料はごつごつと硬い石」。台湾の製紙会社が開発した「石からつくった紙」が日本でも発売される。輸入販売代理店のRMPジャパン(神奈川県平塚市)が取り扱いを始めるもの。原料の7割は石灰石で、木材パルプを使用しないため、森林資源の保護につながるほか、焼却処理する際の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないのが特徴だ。 絵はがき、名刺、ポスターなどに 石から作った紙で制作した神奈川県秦野市の絵はがき すでに神奈川県の秦野市観光協会が、絵はがきへの採用を決めており、RMPジャパンでは、はがきのほか、名刺やポスター向けに売り込んでいく。 販売するのは、台湾の製紙会社の龍盟科技が開発した「リッチ・ミネラル・ペーパー(RMP)」。石灰石の粉末に、ポリエチレン樹脂と紫外線遮断剤を合成して製造し、紙パルプはい