29日午前6時50分ごろ、千葉県船橋市潮見町のふなばし三番瀬海浜公園の1・3キロ沖で、アサリ漁の漁師が不発弾のような物体を見つけ、海上保安庁に通報した。千葉海上保安部によると、物体は直径6〜7センチ、高さ30センチの円筒形で、海上自衛隊が現場へ向かい、爆発の危険性を調べる方針。 同保安部によると、物体はアサリ漁の網に、貝殻と一緒に混じって発見された。物体の周囲に貝殻が多数付着しているという。現場近くは潮干狩りの観光客が多く、同保安部は船を発見場所から、さらに1キロ沖合に移動させて、漁師を避難させた。海上自衛隊が到着次第、爆発物かどうかを調べ、処理方法を検討する。