高速で車体を横滑りさせるドリフト走行をしてカーブを曲がりきれず、対向車にぶつかったとして、福岡県警は10日、博多署地域2課の巡査(22)を危険運転致傷容疑で書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした、と発表した。巡査は「アニメやゲームに影響を受けてドリフト走行をしてみたいと思った」と話しているという。 発表によると、巡査は6月23日未明、福岡県宗像市朝町の県道で乗用車を運転中、時速40キロ制限の上り坂カーブを80キロ以上で進入。ドリフト走行したが対向車線にはみ出して乗用車と衝突し、運転していた男性会社員(29)に軽いけがをさせた疑いがある。 また、福岡県みやま市で昨年12月、捜査車両が対向の11トントラックと衝突し、捜査車両に乗っていた男性(当時45)ら4人が死傷した事故で、県警は10日、運転していた筑後署生活安全課の巡査部長(44)を自動車運転過失致死傷容疑で書類送検し、戒告の懲戒処分に