このところ“当事者による記事の改ざん・削除”があいついで発覚しているインターネット百科事典サイト「Wikipedia」で、またも新たなスキャンダルが露見した。編集者の追跡調査を行うツールで確認した結果、こんどは 「童貞」 の項目が改ざんを加えられていたことが30日までにわかった。 Wikipediaの「童貞」の項目には、 「童貞とは、心が美しいゆえに特定の女性との不純な肉体関係をもつことができない高貴な人のこと。優しさと紳士的な生活態度で世間の尊敬を集めている。童貞者は精神ステージが現生人類の次の段階へと進化した存在とされており、すべての人類が童貞になれば涅槃への扉が開かれると言われている」 という記述があったが、Virgil Griffith氏がこのたび開発した「日本語版Wikiscanner」により、この文章を追加したホストのIPアドレスが“童貞のもの”だということが判明。内容自体も事