[アンマン/ベイルート/カイロ 8日 ロイター] - シリアの反政府勢力は8日、首都ダマスカスを掌握し、アサド大統領を追放したと国営テレビで表明した。アサド大統領は航空機で首都を離れたという。これにより、父の政権から50年余り続いたアサド一族による体制が崩壊した。 シリア当局者はロイターに、陸軍司令部がアサド政権の終焉を将兵らに通達したと語った。ただ、軍はハマやホムスなど主要都市などで「テロリスト集団」に対する作戦を継続していると発表した。

[アンマン/ベイルート/カイロ 8日 ロイター] - シリアの反政府勢力は8日、首都ダマスカスを掌握し、アサド大統領を追放したと国営テレビで表明した。アサド大統領は航空機で首都を離れたという。これにより、父の政権から50年余り続いたアサド一族による体制が崩壊した。 シリア当局者はロイターに、陸軍司令部がアサド政権の終焉を将兵らに通達したと語った。ただ、軍はハマやホムスなど主要都市などで「テロリスト集団」に対する作戦を継続していると発表した。
anond:20240822114435 よく勘違いされるがアフガニスタンにおいてタリバンは政権担当者でしかない。 中国における中国共産党に近いし実権もあるが、これはあくまで国家全体の方針から逸れない限りの話に過ぎない。 実際アメリカの占領統治はここを蔑ろにしたから最終的に破滅した。 アフガニスタン(及び周辺の地域)にはジルガという制度があり、中央政府と独立して運営される地域の行政指針・司法がある。 その全体会議であるロヤ・ジルガは事実上のアフガニスタン最高権威であり、歴代政権や王朝も蔑ろにできなかった。 国家制度としての選挙制度は浸透しないのに、自主的に地域代表が集まり、不参加でも決定方針には概ね従うのだから近代統治からすればたまらない。 ちなみに地域コミュニティで1票の大原則があるため、一票の格差は凄まじく偏るので大都市は非歓迎的である。 そしてその弊害を大きく受けていたのが高度に組織
アメリカ中央軍は現地時間の2日夜、日本時間の3日朝、イラクとシリアの領内で活動するイラン革命防衛隊の「コッズ部隊」やそれに関係する武装組織に対し、空爆を行ったと発表しました。 ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は記者団に対し、先月28日、中東のヨルダンでアメリカ軍の拠点が攻撃され、兵士3人が死亡したことへの報復措置だと説明したうえで、「攻撃はイラクとシリアの合わせて7か所に向けて行われ、標的は武装組織の指揮所やミサイル、それに無人機の関連施設など85に上る」と述べました。 カービー調整官は「報復措置は今夜、終わるわけではない」と述べ、攻撃は一定期間続くとの考えを示しましたが、「アメリカはイランとの衝突も、中東での衝突の拡大も望んでいない」と強調しました。 これに対し、イラン外務省の報道官は3日、声明を出し、「イラクやシリアの主権侵害であり、アメリカ政府はまた、戦略的な過ちを犯した」と非
ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈したハミッド・ダバシ(試訳=早尾貴紀) 2024年1月18日 もしイラン、シリア、レバノン、トルコが、ロシアと中国に全面的に支援され、武装し、外交的に保護されながら、テルアビブを現在のガザと同じように、3カ月間昼夜を問わず爆撃し、何万人ものイスラエル人を殺害し、数え切れないほどの負傷者を出し、何百万人もの家を失い、この都市を人が住めない瓦礫の山と化す、そのような意志とその実現手段があったとしたら、と想像してみてほしい。それから、イランとその同盟国が、テルアビブの人口の多い地域、病院、シナゴーグ、学校、大学、図書館、あるいは実際に住民のいるどんな場所であれ、そこを意図的に標的にし、民間人の犠牲者を確実に最大化するということがあり、そしてイランと同盟国が、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の戦時内閣を探していただけだ」と世界に言ったとした
トルコのエルドアン大統領はガザ地区への軍事作戦を続けるイスラエルのネタニヤフ首相について「ヒトラーと何ら変わらない」などと述べて激しく非難しました。 これに対してネタニヤフ首相は強く反発していて、両国の関係は悪化の一途をたどっています。 トルコのエルドアン大統領は27日、首都アンカラで開かれた式典で演説し、イスラエルによるガザ地区への軍事作戦について「イスラム教徒としてわれわれはこの弾圧を止められないことを恥じている」と述べました。 その上で「ネタニヤフのしていることはヒトラーがしたことと何か違うのか。いや、何ら変わらない」と主張し、かつてユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツのヒトラーを引き合いに出して、ネタニヤフ首相を激しく非難しました。 これに対してネタニヤフ首相は「クルド人を虐殺し、政権に批判的な記者を投獄するエルドアンがわれわれに道徳を説けるはずがない」と強く反発したうえで「イスラエル
ガザ地区にはローマ・カトリックとギリシャ正教のキリスト教徒が約1,300人住んでいるピアバティスタ ・ピザバラ大司教が、今年、早めのクリスマス・ミサを司式したハゼム・バルーシャ パレスチナ、ガザ市: ガザ市では、今月初め、小規模ながらも強い絆で結ばれたカトリックのキリスト教徒コミュニティがホーリー・ファミリー教会でのクリスマス・ミサに集まった。このクリスマス・ミサはエルサレムのカトリック総主教のピアバティスタ ・ピザバラ大司教が司式した。 ガザ地区のキリスト教徒の多数がベツレヘムに移動し降誕教会での深夜ミサに出席することをイスラエルが阻んでいるため、ガザ地区ではクリスマスを早めに祝ったのだった。 「もう何年もの間、私はガザ地区に来てキリスト教徒の皆さんと共にクリスマスを祝っています。彼らに寄り添って、彼らを支援するためです」と、ピザバラ大司教はアラブ・ニュースに語った。 総主教はガザ市内に
イスラエル軍に拘束されたとみられるパレスチナの作家兼詩人、モサブ・アブ・トハさん/From City Lights Publishers (CNN) パレスチナの作家兼詩人で、米誌ニューヨーカーなどへの寄稿で戦時下のガザ地区での暮らしについてつづっていたモサブ・アブ・トハさん(30)が、イスラエル軍に拘束された。弟が明らかにした。 弟がフェイスブックへの20日の投稿で明らかにしたところによると、アブ・トハさんはガザ北部を離れて南部に向かう途中、検問所に到着した際にイスラエル国防軍(IDF)によって拘束された。 弟はフェイスブックに「彼の妻と子どもたちは南部に入った。兄モサブは軍に拘束された」と書き込み、「彼に関する情報はない」と付け足した。 アブ・トハさんの拘束を巡る状況は不明。CNNはIDFにコメントを求めている。米国務省の報道官は先に、アブ・トハさんの状況について共有すべき情報はないと
(CNN) イスラエルのバラク元首相は20日、CNNの取材に対し、イスラエルが何十年も前に、パレスチナ自治区ガザ地区にあるシファ病院の地下に掩蔽壕(えんぺいごう)を建造したと述べた。 バラク氏は、掩蔽壕があることは何年も前から知られていたとし、その掩蔽壕はもともとはイスラエルの建設業者によってシファ病院の地下に建造されたもので、それをハマスが司令部として使用していたと述べた。バラク氏は、「いくつかのトンネルの合流地点のようなものが、このシステムの一部となっている」と語った。 バラク氏は、「おそらく、これが唯一の司令部ではなく、他のいくつかの司令部は、病院や慎重な扱いが必要な他の場所の下にあるが、今回の紛争のさなかであっても、ハマスによって使われていたことは確かだ」と述べた。 イスラエルは1967年、エジプトとの戦争で、ガザを支配下に置き、2005年に撤退するまで軍を駐留させていた。その2年
イスラエルによる攻撃をうけたジャバリア難民キャンプ=10月31日、パレスチナ自治区ガザ地区/Anas al-Shareef/Reuters エルサレム(CNN) イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区の北部で、人口が密集するジャバリヤ難民キャンプを空爆した。現地の目撃者や医療関係者は、キャンプは壊滅的な被害を受け、大勢の犠牲者が出たと証言している。 目撃者のモハンマド・イブラヒムさんは「パンを買う行列に並んでいたところ、いきなり何の予告もなく7~8発のミサイルが落ちてきた」とCNNに語った。 「地面に7つか8つの巨大な穴ができていて、殺された人たちでいっぱいになり、バラバラになった遺体の断片で埋め尽くされていた」「まるで世界の終わりだった」(イブラヒムさん) イスラエル国防軍によると、ジャバリヤ難民キャンプの空爆は、10月7日のイスラエル攻撃に関与したとされるガザのイスラム組織ハマスの指揮
タイムズスクエアの道を挟んで集まるパレスチナとイスラエルの支持者=米ニューヨークで2023年10月13日、中村聡也撮影 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続いています。イスラエルは以前から、敵対勢力から攻撃されると多くの民間人も巻き添えに徹底報復をしてきました。国際的な非難をものともせず、ここまでやる彼らの理屈はなんなのか? ハマスを支援するイランはどう動くのか? ロシアとイスラエルの微妙な関係は? イスラエルの政治と安全保障が専門の池田明史・東洋英和女学院大前学長に聞きました。【聞き手・鈴木英生】 ハマスへの報復は「草刈り」 やられたら何十倍にしてやり返す。イスラエル軍は、自国への攻撃に対して速戦即決で大規模に反撃する大量報復戦略をとってきた。彼らは、この戦略に抑止効果があると信じている。実際、レバノンの親イラン系イスラム教シーア派組織ヒズボラとは2
はじめに 2023年10月7日、パレスチナ武装勢力の攻撃により、イスラエルとパレスチナの武力衝突が始まりました。真に残念ながら双方に多数の死傷者が出ており、これ以上の犠牲者が出る前に、双方が早期に戦闘を終えることを強く望みます。 本稿は、なぜ西アジアにユダヤ人の国民国家イスラエルが建国されたのか、そしてイスラエルが建国されたことが、ユダヤ人にとってどのような歪みをもたらしているのかについて論じるものです。その意味で、本稿は「パレスチナ抜きのパレスチナ問題」の解説となります。不十分であることを恥じつつ、このような方向からの時事解説は余りないと思うため、空隙を埋めることに寄与すれば望外の幸いです。 はじめに 本稿の概要 1.ユダヤ人差別に反対する思想としてのシオニズム 2.欧州における反ユダヤ主義の歴史 なぜ右翼のシオニズムが勝利したか 2-1.キリスト教における反ユダヤ主義 2-2.右翼陰謀
去年10月7日にパレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルに大規模な襲撃を仕掛け、これに対してイスラエルがハマスの壊滅と人質の奪還を掲げてガザ地区への大規模な攻撃を始めてから1年。 ガザ地区は壊滅状態になり、死者は少なくとも4万1000人に上っていますが、激しい攻撃はいまも続いています。 さらに、イスラエルはハマスを支持する勢力を排除しようと隣国レバノンへの侵攻にも踏み切り、また長年対立してきたイランとの攻撃の応酬も繰り返して、中東全体が戦火に包まれる懸念が高まっています。 そもそも「世界で最も解決が困難」といわれてきたパレスチナ問題とは何なのか。 なぜイスラエルとパレスチナは凄惨な対立の歴史を繰り返してきたのか。 かつてエルサレムにも駐在し、この問題を取材し続けてきた鴨志田郷解説委員が分かりやすく解説します。 ※この記事はNHKのWEBサイト「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」の中で2
【10月13日 AFP】イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)への攻撃を強める中、フランス政府は12日、公共の秩序を脅かすとして、パレスチナを支持するあらゆるデモを禁止すると発表した。 ジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相は各地域圏知事に宛てた通達で、パレスチナ支持のデモは「公の秩序を乱す可能性がある」と述べ、問題を起こした参加者のみならず主催者も逮捕すべきだと付け加えた。 だがAFPの記者によると、ダルマナン内相の禁止令に反抗して数百人がパリ中心部のレピュブリック広場(Place de la Republique)に集まり、親パレスチナや反イスラエルのスローガンを叫んだ。 ダルマナン氏は通達でまた、反ユダヤ主義に基づいて人を襲撃したり、テロリズムを擁護したりした外国人は「一律」滞在許可を剥
新自由主義グローバリゼーションの下で 拡大する貧困・格差、環境の危機に対して 世界的に拡がっている参加型民主主義や非暴力直接行動と連携しながら 「もうひとつの世界」を目指します 10月7日、ハマースがガザ地区からイスラエルに対する大規模な攻撃をおこないました。この攻撃と、それに対するイスラエルのガザ畜への激しい空爆とさらなる戦争準備については、マスメディアを通じてさまざまな言説が流されています。ここで紹介するのは、『アラブ革命の展望を考える-「アラブの春」の後の中東はどこへ?」や『中東の永続的動乱-イスラム原理主義・パレスチナ民族自決・湾岸・イラク戦争』(いずれも柘植書房)の著者であるジルベール・アシュカルが自身のブログにアップした「ハマースの10月反攻に関する最初のコメント」を訳したものです。極めて示唆に富む内容だと思います。 原文は、以下で読むことができます。 https://gilb
画像説明, ガザ地区から発射されたロケット弾が落下したイスラエル・テルアヴィヴ市内の現場で、ショックをあらわにする住民 1973年10月の第4次中東戦争は、ユダヤ教で大事な「ヨム・キプール」(贖罪の日)に始まった。あの時はイスラエルが、エジプトとシリアの奇襲を受けた。あれから50年たち、またしてもユダヤ教の祭日に大規模な奇襲攻撃が仕掛けられた。今回はパレスチナの武装勢力が、イスラエルに対して。
アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンは、女性が身に着ける「ヒジャブ」を細かく定義し、女性が従わない場合、家族を処罰するという指針を発表しました。タリバンは政権を再び掌握した去年8月以降、女性の権利を制限する動きを強めていて、今後、欧米からの批判がさらに強まることが予想されます。 アフガニスタンのタリバン傘下の勧善懲悪省は7日、イスラム教徒の女性が人前で髪を隠すのに用いるスカーフ、「ヒジャブ」についての指針を発表しました。 それによりますと、女性が身に着ける「ヒジャブ」を体を包むものと定義したうえで、体の一部が見えるような透けた素材は使わず、体の線が出るようなものは着用するべきではないとしています。 そして、特段の理由がないかぎり女性は家にいたほうがよいとしたうえで、家族以外の男性の前では目だけを出し、顔を覆うことを義務づけるとしています。 こうした指針に女性が従わない場合、父親や夫とい
欧米諸国はロシアのウクライナ侵攻から数日以内に国際法を行使し、ロシアに厳しい制裁を課した一方でウクライナの難民を手厚く受け入れ、その武装抵抗に喝采の声をあげた。 ところが、こうした対応は中東の人々の怒りを買っている。国際紛争に対する欧米諸国の反応が明らかなダブルスタンダード(二重基準)だというのだ。 パレスチナ暫定自治政府のマリキ外相は3月初旬、トルコで開かれた安全保障フォーラムの場で「70年以上も実現不可能と言われていたあらゆることが、1週間足らずで日の目を見た」とした上で「欧米の動きは驚くほど偽善的だ」と述べている。 2003年3月に勃発したアメリカ主導によるイラク戦争については、特定の国が他国に違法に侵略したという見方があった。だが、アメリカに立ち向かったイラク人はテロリストの烙印を押され、西側に逃れた難民は安全保障上の脅威になり得るという理由で追い返されることもあった。 バイデン政
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