個人向け国債を買いに行ったら投資信託を買わされそうになった私の妻が、個人向け国債の償還を迎えた。これに加えて追加資金での新規購入を行うため、地元の銀行に行ったところ、個人向け国債ではなく別の金融商品を押し売りされそうになった。 今回はたまたまSMSで私にメッセージが来て、私がすぐ気がついて返信をしたので、押し売りされずにすんだのだが、話を聞いたところ、素人だったらそっちを買ってしまうのだろうなあと思った。そこで、投資について考えるヒントとしてここに顛末をまとめておこうと思う。 もちろん、投資信託を絶対買ってはいけない、というわけではなく、むしろ個人の運用の選択肢としては投資信託は現実的チョイスなのだが、適当な商品選びについて銀行員に相談しながら受けるというのは(素人ほど相談を希望するが)難しいということが分かると思う。 個人向け国債を買おうと思った理由は以下のとおり最初に、顧客(つまり妻)