ドットインストール代表のライフハックブログ
「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、「Chikirinの日記」において、2006年4月21日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 最近、「仕事と家庭は両立できますか?」とか「ワークライフバランスは?」と学生さんなどからよく就職相談を受けます。そんな時、ちきりんが説明するためのツールとして使っている「人生3×3分割図」というものを今回はご紹介しましょう。 まず、人生の時間を、自分で人生を決め始める20歳から、平均寿命の80歳くらいまでの間で「20年×3つ」に分けます。また、それぞれのステージで時間をどう使うかを「仕事」「趣味(個人の時間)」「家庭」の3つに分けます。 そして、「この
「ジャムセッションってどんなことするんですか?」ということをたまに聞かれます。 基本的には、セッションのホストとなるハウスバンドがいて、参加者は名前をエントリーシートに書いて名前を呼ばれるのを待ち、出番が来たらやりたい曲名を告げてハウスバンドや他の参加者と一緒に1~2曲演奏する、という形式が多いと思います。 先日僕がハウスバンドで弾いた時のビデオをアップしたので紹介します。ビデオに写っているピアノのアーロン、ベースの僕、ドラムのスティーヴがハウスバンドで、テナーサックスを吹いているジェイソンが飛び入り参加者です。この日初めて会いました。曲はジェイソンのリクエストによりスタンダード曲「酒とバラの日々」です。 「酒とバラの日々」はジャズで良く演奏されるポピュラー曲なので、譜面は大体見なくても弾ける人が多いですが、あまり有名でない曲の場合は「リアルブック」というスタンダード曲集の中から指定したり
改めて、1月6日のビッグバンドライブに出演できることをラッキーに感じている。一緒に出演するのはこのエリアのトップミュージシャンばかりだから、素晴らしい演奏が期待できることはもちろん、僕にとっては顔を売るチャンスにもなる。ただ、このエリアには僕よりも優れたベーシストは他にもいるから、どうして自分に電話がかかってきたのかを考えていた。 おそらく、ここ2年くらい良く分からないながらもとりあえず動き続けてみたことが良かったのだと思う。ジャムセッションのハウスバンドをやってくれと言われればギャラ無しでもやり、片っ端からライブを録音・録画してビデオをYouTubeにアップし続け、妻のヴォーカルグループの伴奏バンドで演奏できる機会があれば演奏し、・・という感じ。 ジャムセッションには時々プロミュージシャンが来る。2年くらい前にあるプロヴォーカリストが来て知り合い、彼女のギグに何度か呼んでもらえた。それら
ついひと月ほど前、転職活動をする中でさまざまなところを訪問し、さまざまな人たちとお話をさせて頂く機会があった。その中で特に印象に残ったのは、とあるベンチャーキャピタル(VC)にお勤めの方のお話しだった。名前を仮にAさんとしておく。Aさんは、職業柄さまざまなベンチャー企業の人たちとお会いする。特に社長と会う。その上で、彼らの会社が今後成長していくかどうかを見極めていくのだけれど、その際の評価基準となるのは、一も二もなく「社長そのもの」なのだということだった。こう言ってしまっては何だが、事業内容や設立趣意などはあんまり見ないのだそうである。感覚でいうと八割から九割が社長で判断するらしい。Aさんが言うには、社長は会社の顔であると同時に、会社の性格でもあるという。社長の性格が、会社の性格にもそのまま反映されるからなのだそうだ。大企業ではそういうことはないのだが、中小企業、特に新興のベンチャーにおい
おとなになっても進路に悩む。 就職、転職、結婚、退職・・・・・・。 この番組では、 30代後半で大きな転職をし、いまも自分らしい生き方を模索する パーソナリティの山田ズーニーが、 多彩なゲストを呼んで、「おとなの進路」を考える。 すでに成功してしまった人のありがたい話を聞くのではない。 まさに今、自分を生きようともがいている人の、 現在進行形の悩み、問題意識、ブレイクスルーの鍵を 聞くところに面白さがある。 リスナーは、聞きながら、自分の思いや問題意識が引き出され、 ついつい自分の進路について考えてしまうことうけあい。 自分らしい生き方をしようとする人を応援する! 週に20分聞きながら「考える習慣」がついてくる! 新感覚、ラジオ番組の登場だ。
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
配偶者がうつ病になったときにあなたがする、たった一つのこと、それは病院へ行くこと。病院へいって担当医とあうこと。 配偶者の主治医を訊いておいて、その医師を指定して面会予約を取る。もし不明でも、受付で「○○の配偶者です。○○の治療計画について担当の先生にお話を伺いたい」といえば、向こうでよしなにするだろう。 患者の家族と主治医の面談は治療行為の一環であり、健康保険の対象になる。なので初診料も込みで1500円前後を用意しておけばよい。患者本人の勘定に付き、再診扱いとなる。コメント欄には初診なら2000円から3000円ではないかという指摘あり――id:aoahcwさんの場合はいかがでしたか?)。時間は面会に30分、診療前待ち時間に15分くらいを最低はみておきたい。余裕があれば、少しはやめにいって、配偶者の通っている病院の雰囲気をみておきたいが、無理にする必要はない。面談が終わったあとや次回以降で
IT ConversationsでRuby on Railsの作者デービッド・ハンソンが2008年5月にRailsConfでおこなった講演が配信されている。そして、以下でも聞ける。 RoRの思想についての言及が冒頭にあるが、大部分は開発者の身の処し方についての講演である。その部分の概要は以下の通りである。 RoRは他のフレームワークや開発手法に比べて生産性について依然として優位性があり、RoRを使って開発していると「余剰開発力」を享受できる。しかし、その状態は永遠には続かない。遅かれ早かれ以下のどれかが起こるから。 他の言語/フレームワークがRoRを凌駕する RoRを凌駕する新たなフレームワークが登場する RoRがメインストリームになる 幸い、どれもすぐには起こりそうになく、RoRでの開発はまだしばらく生産性の点で有利である。その優位性によって生ずる余剰開発力をいかに活用すべきだろうか。も
このところ、自分の経験の話を書いていますが、 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(1) こういうのを書いていて、未経験30歳で就職する場合にはどうするか?、という話でもう少しポイント化した話を書いてみます。 私は、まあ就職に苦労したり、今では採用する側もやったりして、なんとなく分かってきたことがあります。 採用側には応募者がどのくらいまで伸びるかなんてあまり分からない、ということ。 「どこまで伸びるか分かる」なんて言う人がいますけど、それは神様クラスか、自分の程度を知らないかのどちらかですよ。まあ、そりゃ、なんとなくは分かるけど、化けるヤツは分からないですよ。 つまり、未経験で30歳とか年齢を食っていたりすると、応募する側としては「オレは就職したら伸びる」とか思っていても、採用側には良く分からないわけです。伝えようがないんです。 じゃあ
「今が、戦うべき時なのか、逃げるべき時なのか」 この見極めができるかどうかで、 人生のかなりの部分が決まってしまいます。 自分を飛躍的に成長させるチャンスなのに、 それが災厄だと思いこんでそこから逃げ出してしまうと、 手を伸ばしさえすれば掴めた、きらめく未来はこぼれて、四散してしまいます。 逆に、いますぐ逃げ出さなきゃならない最悪の状況なのに、 そこにとどまって無理に無理を重ねて鬱病になると あなたの未来は、腐って腐臭を放ち始めます。 その状況が、チャンスなのか、災厄なのかを決定づける要素として一番重要なのが、次の二つのバランスです。 (1)責任 (2)権限 たとえば「あるWebサービスを半年以内に黒字化してくれ」と言われたとします。 これは(1)責任に相当します。 この責任を引き受けるべきかどうかは、その責任を全うするための十分な(2)権限が与えられるかどうかで決まります。 このWebサ
先月出版した本「愚直に積め!」に関して、いろんな人から感想を頂いた。出版の目的のひとつには、平均寿命が伸びているにも関わらず、近視眼的なスタンスで結果だけを追い求めている風潮に警鐘を鳴らしたい想いがあった。要領良く結果を得る方法や効率の良さだけをPRするタイトルの本は、書店に溢れている。 「幸せを実現するXXの法則」、「XXすれば成功する」、「1分でわかる財務諸表」といった類いの本である。8歳になる娘が、「3時間で専門家になる方法」という本を本棚から取り出して、「3時間で専門家になれる訳ないじゃん。パパ騙されているよ!」と言ったことには、否定できない真実が含まれている。 望ましい結果が得られるかどうかは時の運。望んでいる結果を目指して行動するプロセスに注目したのが、「愚直に積め!」というタイトルに込めた想いである。結果が得られないと空しい人生かと言えば、そうではない。目指していることに対し
日々の雑感とか | 02:59 | 「ウェブ時代5つの定理を読んで(第5回)」となるが、そろそろ「書を捨てよ、街に出よ」なタイミングだと思うので、この本について書くのは恐らくこれが最終回(多分…)結局のところ「生まれついてのAクラス」な人ってのもいないと思うワケで、彼等はそこに到達するまでに沢山の対価を払ってきたハズ。例えば、人がしょーもないTV番組を見ている時に本を読んでいたり、誰かがダラダラとゲームをしている時に自分でプログラミングしていたり。要するにはこれまで使ってきた時間の濃さが違う。所詮は「如何に効率よく時間を使ってきたか?」が生み出す差に拠るところが大きいのだから、「今の彼等」に追いつく事が不可能とは思わない(ただし、歩みを止めていない彼等に追いつくのは至難の業ではあるだろう)。では、Bクラスから抜け出せない人と、Aクラスの人との間の決定的な差とは何だろう?おそらく「Aクラスに
ここ1年ばかりスーツとして仕事をして感じたことを一気に書きなぐる。 端的な表現を使うとスーツは「システム開発において直接開発作業に携わらないマネージャ、営業、コンサルの総称」です。ギークというのは「プログラムを書いてソフトウェアを組んでいる人、もしくは何かしら世にプロダクトを出している or 出していた人の総称」ということにします。 日本のITビジネスは脆弱なビジネスモデルです。最も品質を問われるべきソフトウェアにおいて派遣による偽装請負なんかがまかり通っているのは、日本だけです。70〜80年代にプログラマの絶対数が足りなくてとにかく人をかき集めて現場に派遣するようなスキームが横行したのと、時間がかかればかかるほどコストがかかり結局その分売上が立つという人月商売モデルの2つの悪因が両輪となって、今のような奇形児になりました。 簡単に言うと、腐れエンジニアをかき集めて仕事を進めるスキームにな
日本に出張しているカナダ人の同僚とチャットしていたときのことだ。 同僚「それにしても、お前はよくこんな環境で仕事していたな。」 彼は日本の顧客とのミーティングや開発作業を夜遅くまでこなし、疲れきっていた。顧客からのひどいプレッシャーのなかで長時間の作業を強いられている状況だ。 私「すごい大変だろう?日本じゃそれが普通なんだよ。10年以上私もそんな感じでやってきたからな」 同僚「俺なんて、一日でも、もうだめだよ。頭の中が痒くなってきた。」 私「それがいやだから、カナダに移住したんだ。」 同僚「I don't blame you.(分かるよ)」 私「日本人の自殺率はOECDの国の中でもトップレベルなんだ。想像できるだろ。」 同僚「これじゃあ、そうなるよ。彼ら(顧客)もこのプロジェクトで自殺してほしいよ。」 こらこら。そりゃ言い過ぎだぞ。これは相当つらい思いをしているようだなあ。 言葉とか、文化
40代中頃になって、この考え方の違いは、小さいようで、実は自分の人生を左右する位大きいのではないか、と最近思っています。 人間とは不完全なもので、「自分に足りないこと」を考え始めると、キリがありません。 私自身、エンジニアから離れて十数年経過した現在はテクニカルスキルはありません。カリスマ性も全くありません。 写真では、スナップや風景等はそれなりに撮れますが、女性ポートレイト等は苦手です。 具体的な例としてスポーツを考えてみると、私は瞬発力等が必要なスポーツや球技は全くダメです。 ただ、ゆっくり長時間走ることは何とかできるので、10年ほど前にジョギンクに凝っていたことがあります。私がちゃんとできた唯一のスポーツです。 3年間かけて、なんとか4時間台前半でフルマラソンを走れるようになりました。いわゆる普通のジョギングランナーですね。 しかし、3時間を切るエリートランナーになるためには、恐らく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く