ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (4)

  • 社説:欧州は誤った楽観主義を避けなければならない:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年1月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 危機の勃発から4年が経過し、慎重な楽観的意識がユーロ圏に戻ってきた。相対的な資不足の後、資が再び周縁国政府に流れ込みつつあり、これら周縁国の借り入れコストの低下を可能にしている。 こうした意識の変化が最も目立つのがアイルランドだ。危機が頂点に達していた時、アイルランドの10年物国債利回りは14%まで急騰した。今週、アイルランドが救済プログラムから脱却してから初めての国債入札で、同国政府はわずか3.54%の利率で37億5000万ユーロを調達した。スペインとイタリアの国債も需要が回復しており、両国の借り入れコストは2010年の水準に低下している。 こうした反転は、市場がユーロ圏を見るようになった認識のし方に基的な変化が起きていることを反映している。欧州中央銀行(ECB)のマリオ・ドラギ総裁が2012年にユーロを救うためなら「何でもす

  • やはり間違いだった英国の緊縮 不必要に景気回復を遅らせた罪:JBpress(日本ビジネスプレス)

    英国経済は回復している。政府が正しいことが証明された。政府を批判した人たちは穴に入って恥じるべきだ――。要約すると、これが、ジョージ・オズボーン財務相が9月上旬に行った熱のこもった講演で述べたことだ。 特にオズボーン氏は、従来案の「プランA」がうまくいったと主張する。次善策のプランB――より緩やかな財政引き締め――を支持してきた人たちは間違っていることが証明されたというわけだ。さて、筆者の反応は次の通りだ。 確かに、経済は回復している。だが、オズボーン氏が2010年5月に財務相に就任してからの景気動向は惨憺たるものだ。 過去3年間の経済成長率は累計で2.2%だった。英国の予算責任局(OBR)は2010年6月、2010年から2013年にかけて経済が8.2%拡大すると予想していた。実際の数字は、その3分の1程度に終わるかもしれない。 とても自慢できない経済パフォーマンス 今年第2四半期の国内総

  • 日本憎しで中国に走る韓国 日米韓分断を狙う中国の思う壺に | JBpress (ジェイビープレス)

    1 靖国神社参拝等に対する中・韓の反発 靖国神社春の例大祭への安倍晋三首相の真榊奉納、閣僚の参拝、超党派国家議員の靖国神社参拝、安倍首相の国会での「英霊に尊崇の念を表するのは当たり前のことであり、閣僚がどんな脅かしにも屈しない自由は確保している」発言などに対して、パク・クネ政権発足後初めてとなる外相訪日がキャンセルされ、駐韓別所日大使を呼んで抗議し、さらには非礼にも、一部市民が首相を象った人形や日国旗を燃やすなどの激しい抗議活動を行っている。 5月3日にインドで開かれる予定だった日中韓財務相・中央銀行総裁会議の開催が見送りになった。背景には、麻生太郎副総理兼財務相の靖国神社参拝や、尖閣諸島(沖縄県)をめぐる対立が背景にあると見られる。 同会議は、日中韓3カ国が新政権になって初のハイレベル会談になる見通しだった。この会議は、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)財務相・中央銀

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  • 「劣悪なる酒」を一変させた明治の技術革新 進化する焼酎(前篇) | JBpress (ジェイビープレス)

    勢いはなくなった。それでも廃れることなく、いまも根強い人気を保っている。日の酒類における「焼酎」の存在は、そんな感じだろう。 焼酎には3回ブームがあったとされる。1975(昭和50)年頃からの大手メーカーの“おしゃれな焼酎”戦略などによる静かなブーム、1982(昭和57)年からの缶チューハイや格焼酎のヒットによる爆発的なブーム、そして2000(平成12)年からの中小メーカーによる芋焼酎を中心とした長いブームだ。 ブームは“終焉”を迎えた。だが、日酒やビールの消費量が右肩下がり、かつ発泡酒の消費量が乱高下の状態にある中で、焼酎の消費量はほぼ横ばいを保っている。

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