ブックマーク / inujin.hatenablog.com (29)

  • 妻の実家に泊まる際の、留意点について。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    できるだけ、何もせぬことである。 気が利かないと言われようが、デクノボーと言われようが、余計なことは一切せず、料理を出されたらそれをうまそうにべ、お酒をすすめられたらそれをうまそうに飲み、ニコニコとして座っていればよい。 何もせずにいて、べるものをべて、飲むものを飲んでいると、次第に眠くなってくるので、風呂をすすめられたらさっさと入って汗を流し、なるべく風呂の原状回復につとめつつ、そそくさと寝巻きを着て、寝てしまうのがよい。 またこの時、寝る前に軽く冷えたビールを一杯だけいただいて、涼を取るのはよろしい。 しかし、ここでつい、義父なり義兄なりから、君はあの科学者の事件についてはどう思うのかね、などと世間話を振られても、気の利いたコメントをしようなど絶対にせぬことだ。 一言ふたこと話そうとしただけが、ついはてなーの血が騒いでペラペラと持論を展開してしまい、だいたいですね、あの研究者なん

    妻の実家に泊まる際の、留意点について。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/08/16
    去り際が切なすぎて、心臓が締め付けられそうになった。
  • もしも子育てが、たった一日だけならば。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    頭が割れそうに痛い。 どうも風邪を引いてしまったようだ。 しかし、奴らは待ってくれない。 が急な用事で外出してドアが閉まった瞬間に、赤ん坊のほうは泣きわめきはじめる。 大きいほうは、今すぐセミ捕りに公園へ連れて行かなければ、お母さんに内緒で新しい下を買ったことをバラすと脅す。 たいしたことはない。 想定内だ。 大人をなめるな。 経験者なめるな。 僕は素早く哺乳瓶を手に取り、フォローアップミルクをお湯で溶かし、あらかじめ用意していた冷水を足して適温にする。 その一連の作業をしながら、大きいほうに対しては、セミ捕りに行きたいならば先に果たすべき義務を果たせと、おもちゃの片付けや衣服の整理などのタスクを列挙して行動させる。 完璧だ。 これが終わったら燃えるゴミの回収も先に済ませてしまおう。 帰宅後の用事が減って、楽だ。 余裕を取り戻した僕は赤ん坊にミルクを飲ませながら、明日の仕事に関わるアイ

    もしも子育てが、たった一日だけならば。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/08/07
    お義母さんからの電話の下り好き。
  • 一生、働きたいと思っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    仕事は、好きだ。 仕事にはいつもお題があって、アイデアを考えるのは面白いし、色んな人と関わるのも楽しいし、新しいことを学ぶこともできる。 家族ができるまでは、僕は一年のうちでちゃんと休むのは正月くらいで、別に休みたいとも思わなかった。 やるべきことも、やりたいことも、いくらでもあった。 特に休日の職場は静かで、平日のあいだに積み残した作業を消化したり、やりたくてもできなかった企画を考えたり、ついでに前から読みたかったも読んだりと、かなり貴重な「バッファー」だった。 いま考えてみると、若い頃の僕には何か特殊な能力があったわけではなく、会社からすれば「たいした人材ではないが、いくらでも働くことできる」ことに価値があったのだと思うし、自分も無意識にそこに依存していたと思う。 だから僕は自分が持っている時間のほとんどを仕事に費やしていたし、それが当たり前だと思っていた。 ★ 先日、こんな面白い記

    一生、働きたいと思っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/07/25
    休日をバッファとして捉える。
  • 好きで、戦っています。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    僕らは普段、他者の色々な価値観を「これが生きるためには必要なんだ」という文脈によって押しつけられ、悩んだり、苦しんだりする。 遅くまで働いていないと、ちゃんと稼ぐことはできないぞ。 お客さんの言っていることを聞かないと、仕事がなくなるぞ。 社会の常識に合わせないと、生きていけないぞ。 そうやって「生きること」を人質にした卑怯な手口で、いつも抑圧されている。 これに抵抗するための僕にとっての武器はたった一つ、自分の「好き」を表明することだ。 「好き」は、積極的な価値の肯定だ。 「好き」は、何かの担保を要求するようなせこい真似はしない。 そして「好き」は、(それだけでは)決して他の価値観を否定したりはしない。 僕は、家でダラダラするのが好きだ。 ああでもないこうでもないと考えるのが好きだ。 それについてまたああでもないこうでもないと、人とぐだぐだ話し合うのが好きだ。 そしてそんな話をブログに書

    好きで、戦っています。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/07/12
    この記事が好き。
  • イケメンじゃないから、おしゃれがたのしい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    おしゃれの要点はたった一つ、自分を冷静に肯定することだ。 まずは、自分の顔や、身体の特徴や、年齢による老化など、表面的な状態について客観的に観察してみる。 ただ鏡に映った自分を見るだけではなく、飲み会や旅行のスナップ写真などで、自分が意図せずに撮られたものや、他の人を撮ろうとした時に偶然自分が写りこんでいるものをいくつか眺めてみるのが良い。 はじめは、それをネガティブにとらえてみる。 自分の顔は、キツそうに見える。 痩せすぎて、貧弱だ。 シワが多くて、老けている。 次に、それをポジティブな言葉に変えてみる。 キツそうな顔ということは、ちょっと知的に見えることかも。 痩せているなら、色んなデザインの服を着ることができるかも。 老けているのであれば、思慮深い人だというイメージにつながるかも。 ここまで完了すれば、おしゃれに関する用事はほとんど終わっている。 あとは、そういった自分の「良い印象」

    イケメンじゃないから、おしゃれがたのしい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/07/03
    「おしゃれの要点はたった一つ、自分を冷静に肯定することだ。」最初の一言で全部持ってかれた。
  • 小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    小遣い制においては、ほんのわずかなミスが、命に関わる。 コーヒーを自動販売機で買うことなど、ありえない。 少なくともオフィスで仕事しているあいだは、ありえない。 タイムセール中に思いきって購入した徳用インスタントコーヒーを限界まで薄めて飲まなければ、生きていけない。 外出する時は、使い古しのペットボトルに家で作った麦茶を詰めて持ち歩くのがまあ常識だが、これを飲む時は仕事相手が誰も見ていない時を狙って高速でカバンから取り出してほんの一口だけ含み、それ以上に素早い動きで再びカバンの中にしまうのが、小遣い制のたしなみだ。 万が一飲んでいる最中に誰かに見つかってしまった場合は、あたかも先ほどコンビニかどこかで買ったばかりのものを飲んでいるような堂々としたふるまいが重要だ。 決して動揺を見せてはいけない。 何度も洗って再利用を続けていることで細かいキズやお茶の色素沈着が生じていることや、商品のラベル

    小遣い制について、語る時が来たか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/05/15
    いかにして心の余裕を生み出すかという精神の錬金術こそ、重要なのだ。/歴史に残る名文
  • それでもやっぱりインターネットには、絶望しない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    とても残念なことなのだけれども。 僕は感覚的なものを愛している。 どれだけ数字で根拠を積み上げても、どれだけ丁寧に論拠を提示していっても、自分の感覚が、うむ、と言ってくれなければどうも納得できない性分で、これまで他のことについては色々と無理矢理にでも改造を加えたりしてどうにかやってきたのだけど、そこだけはどうにもならない。 もっと残念なことに、それは自分が話をする相手についてもそうだと思いこんでいて、ちゃんと相手の感覚的な部分に話が届いているかどうかについてばかり考えているので、なおさらタチが悪い。 これは当にとても残念なことなのだけど、しかしそれこそが人と人を結ぶものなのだと信じることしか僕は方法を知らないので、ただそれだけを信じて、今日も命がけの大ジャンプを試みようと思う。 ★ 先日、インターネットについて、今後は実名の世界と匿名の世界の分断が進むけど、人々はそこを自由に行き来するし

    それでもやっぱりインターネットには、絶望しない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
  • 京都が、嫌いです。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    東京では、大阪に出張すると言うとみんな気の毒そうな顔をするのに、京都に出張すると言うとうらやましがるらしい。 大阪の人間からすれば、大阪と京都の何が違うのかと思う。 しゃべる言葉も、飲んでいる水も、ややこしい人柄も、ほとんど変わらない。 それなのに、まあずいぶん京都という土地は、東京に対するブランディングに成功しているのだなあ、何が古都だ、新都におもねりやがって、などと思う。 もちろん、やっかみである。 ★ 僕には「積み重ねてきたもの」への嫉妬心がある。 京都は、それがポーズだとしても、たしかに古くから積み重ねてきた伝統を大切にしている。 内部には最新のテクノロジーを完備していたとしても、表向きは昔からの何かを受け継いできたような顔をしている。 残念ながら、大阪にはそういう部分が少ない(実際はそういう人たちもちゃんと存在するが)。 たとえそうすることが「儲かることだから」だと理由を呈示した

    juverk
    juverk 2014/03/19
    京都弁の彼女が欲しいと思う今日このごろ。
  • サードプレイスは、目的地ではない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    僕は自分のことをかえりみて、人間というものは、当に欲望を生み出す永久機関だなあと思う。 どれだけ普段の生活に満たされていようとも、もっと新しい刺激が欲しい、もっと気持ち良くなりたい、もっと色んな人に愛されたい、と次から次へとドロドロと欲望があふれてくる。 まあそれはひょっとすると僕だけなのかもしれないけれど、しかし毎日をひたすら生き抜き続けるためにこのシビアな現実だけを見つめ続け、色んな欲望を我慢し続けていれば、モヤモヤしたものがたまってくるのは、きっと他の人だって同じだろう。 だからこそ、人は「ここではないどこか」について思いを馳せる。 ★ 会社などの職場や自宅や家庭などの生活の場とは違う「第三の場所」、サードプレイスとは何か。 そして、どこにあるのか。 このところずっと考え続けているテーマだ。 簡単に言ってしまえば、それは人の数だけあるのだろう。 普段の暮らしを戦い抜いている人にとっ

    サードプレイスは、目的地ではない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/03/15
    サードプレイスは目的の場所にいくためにちょっと休む公園のベンチ。そんな風に考えています。
  • 人生の意味、知っています。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    もちろん、もう通り過ぎてしまったことだから言えるのだけど、受験勉強は楽だったな、と思うことがある。 そこにはいつも答えがあった。 別に試験問題そのものに限ったことではなく、いつも自分が取り組むべき行動に答えがあった。 偏差値が少しでも高くなれば、より上位の学校に入学できる可能性があり、そうすればより高い収入や安定した暮らしを得られる可能性があり、そのための明確な手段として、「試験でより高い得点を取ること」があった。 もちろん、試験問題の中には単純に正解を導き出すことよりも、思考のプロセスを大切にするものもあって、その場合は「答えが1つとは限らない」あるいは「答えはまったく別のところにあるかもしれない」という可能性を含めて取り組む必要があったし、今考えればそういう部分が勉強の一番面白いところなんだと思う。 ただいずれにせよ、そんな問題であってもなんらかの解答が存在し、合否という明確な判定基準

    人生の意味、知っています。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/02/09
    言及ありがとうございます/「意味」とは、単なる言葉にすぎない。なるほど、あとでじっくり読ませていただきます。
  • この世界で最もうまい食べ物は、唐揚げである。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    なんだ、てめえ。 そらもう唐揚げより美味いもんがこの世にあるわけねえだろが、この野郎。 ああ?なんだ、最上級表現はNGだとか何つまんねえこと言ってんだ、こっちは完全に個人の感想なり実感コメントなんだぞこのチキン野郎、てめえチキンと唐揚げ一緒にすんなこのチキン南蛮野郎が、タルタルしてんじゃねえぞ、このタルタルチキンコンプライアンス野郎め。 おうなんだなんだ、しょせん唐揚げなんざ子供のいもんだと?てめえ喧嘩売ってんのかこの知ったかぶり野郎、あんな美味いもんをガキにしかわせないなんてどんなにセレブリティあふれる生活送ってんだこのかぶりもの大好きセレブ野郎、そうやって何にでも格付けしてんじゃねえぞ、てめえみたいなやつこそ一生お子様ランチに格下げにして毎日違う国旗をご飯にぶっ刺してやるぞこの野郎。 そこんとこ唐揚げはすごいぞ、いいかよく聞けよ、唐揚げはな、唐揚げはな、誰がったって、唐揚げなん

    この世界で最もうまい食べ物は、唐揚げである。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/02/04
    エブリデイ日直野郎
  • すぐに気持ちよくなろうとするのは、やめたほうがいい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    僕は当に自己中心的な人間なので、どれだけ大きなプロジェクトを手がけていようとも、どれだけそれが周囲から注目されていようとも、そしてそれが成功することでどれだけ大きなキャッシュフローを得ることが期待できようとも、自分自身の胸がときめかなければほとんど喜びを感じない。 若い頃、自分自身は何が好きなのか、どんな時に楽しいと思うのか、ということに異常にこだわってきたので、なかなかその態度を変えるのは難しいなと悩んでいたりする。 もちろんそれでは仕事にならないので、毎回自分が楽しめるテーマ、たとえば今回は前から気になっているあの男をスター的存在として起用してみようとか、あそこに出張したついでに美味しいと噂のあれをべにいこうとか、それもなければせめて今回はちょっといいノートを買って使ってみるかとか、そういうものを勝手に設定してなんとかモチベーションを保つ努力はしている。 まあそんなことはみんなやっ

    すぐに気持ちよくなろうとするのは、やめたほうがいい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/01/18
    シナリオを完璧に遂行できるのではなく、シナリオをつくれる人間になれと言われ続けたことを思い出した。
  • 自分の評判が、気になってしかたがない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    きっとこれまでも、たくさんの人が何度も話してきたことなんだろうけれども。 僕は自分が他人にどう思われるかを、それはもうイヤになるくらい、気にしている。 で、自分なりに周りの声を集めていると、僕はすごくいいヤツだ、という評判もあるし、反対に、ものすごく悪いヤツだ、という話も聞く。 もちろん、僕自身に聞こえてくる内容なんてほんの一部であり、とても偏った内容なのはわかっている。 まあ世の中はそんなものだろうし、もっといえば、僕のことなど、別に何も気にしていないという人がほとんどなので、基的に考えすぎなのである。 ただ、面白いのは、僕という同じ人間が、あるところでは良い人物であり、別のところでは悪い人物であり、また別のところでは、どうでもいい人物なのだ、ということだ。 それは、僕の周囲というすごく小さな世界であっても、複数の物語が存在し、その中の登場人物としての描かれ方が異なっている、という証拠

    自分の評判が、気になってしかたがない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2014/01/06
    自分の矮小さに気付いた。
  • 楽しいことが、話せない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    以前、得意先の女性との打ち合わせ中に雑談になって、少し自分の家族の話をしたことがある。 その帰り道に、同席していた同僚からこう注意された。 「彼女は独身なので、あまり家族の話はしないほうがいいですよ」 僕はその場で、ああ確かにそうだね、これから気をつけるよ、と答えて今後の態度をあらためることにした。 別に腹が立ったわけではないが、この時のことを妙に覚えている。 僕の周りには「何を言うべきではないか」を読めない者をバカにする傾向が未だにあって、政治や宗教はもちろんのこと、贔屓にしているスポーツチームの話題から、休みの日に何をしているかまで、相手の機嫌を損ねるような内容を話す人間はダメなやつという烙印を押される。 そんな規制の中に「家族の話は結婚していない人の前で話さないほうがよい」という新たな項目が増えただけの話である。 ただ、あらためて思ったのは、「自分が楽しいと思うこと」を他人に話すのは

    楽しいことが、話せない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/12/30
    これはとても分かる。だから、自分の場合会話の殆どがヒアリングを前提としたコミュニケーションになっちゃう。その方が簡単だし、気が楽だから。
  • ブログで、1人鍋パーティーしてます。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    おう、よう来た、よう来た。 まあ、まあ、そこにお座り。 こう、だーーーーっとブログを囲んで、座りなさい、座りなさい、遠慮すんな。 さあそれじゃ、僕の今年一年を振り返って、色んな具材を投入していきましょうかね。 ええ?お前の話ばっかりかよって?、まあそう言うな、ブログってそんなもんだろう?ああ、大丈夫、大丈夫、あとでそっちの話も聞いてやるから大丈夫、大丈夫。 さて、まずはこの「ぼっち」から入れて行きましょうかね。いいダシにもなるんでね。 僕は去年の秋からブログを書き始めましてねえ、そりゃもう最初の頃はだーれにも読まれず、読まれないのをいい事に、あることないことエラそうに書いてました、もう何を書いたかも憶えてません、嘘です、だけど思い出すのも恥ずかしい愚痴とひねくれとそれをこじらせた俯瞰視点からの物言いをしてまして、ええそりゃ今もたいして変わらないんですけど、オオッとちょっと待ちなさい。 待ち

    ブログで、1人鍋パーティーしてます。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/12/18
    神がかり的に面白くて鳥肌たった/鍋つつきたいをあの頃はこんな事があったね、って話せるときが来たら素敵です。
  • 僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ここのところ、ブロガー諸氏が、突然はてなブックマークでキツいコメントを書かれて気分を害されるというケースをいくつか見受けたが、基的にはこれが「ベテランはてなユーザー流」の歓迎のしかたの一つなので、ここは「あら?そんなにこっちに興味あるの?んもう仕方ないわね、どうしても読みたいならこれからも読ませてあげてもよくってよ」と悦に入るところである。 である、と断言したのは理由があって、結局はブックマーカーに代表される読み手というものは書き手に依存せざるをえないからだ。 叩くにせよ、賞賛するにせよ、対象がなければ何もできないし、あったとしても叩きがいのないコンテンツばかりでは毒舌も発揮しようがない。 だからブロガーは、お腹がペコペコで騒ぐ子供たちをたしなめながら優しく手料理を配ってあげる母親のような気持ちで接してあげればよろしい。 これはもちろん書き手についても言えることで、いつでも書き手と読み手

    僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/11/24
    もう、楽しむしかない!!
  • ブログに、期待している。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    第三のブロガーは、もっと貪欲である。 できることならば、ブログを通して得た知恵や経験を、第一、第二の場所にも生かしたいと思っている。 もちろん、第三の場所であるブログについても、他では味わえない面白さを感じたいと願っている。 サードブロガーは、ブログに対して期待している。 サードブロガーは、新しい何かを生みだそうとワクワクしている。 サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 はてなでブロガーが言及したり、誰かが記事にコメントをつけるのは対価になりえる。 ホッテントリになるどーこーじゃない。 それはあくまで結果。 貨幣ではなく、その記事に対して誰かが何かを考えたり思ったり、それに対して意見を言ったりする事は、それはその行為そのものに価値がある。 ブロガーは、もっと他のブログに言及して、料理して、評価すればいいのに - あざなえるなわのごとし 読者にとってもいい事

    ブログに、期待している。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/10/30
    なんか素敵な本を読んだ感覚
  • 父親の、なり方。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    はてなブログには、ついに位牌ブロガーも登場し、ますます混沌としてきて素敵だなあと思う、今日のこの頃。 無事に家族も寝静まり、父親という配役を終えさせていただきまして、こんばんは、いぬじんです。 少し前のエントリなんだけど、ズイショ氏のこれに感想を書く。 映画「そして父になる」観てないのに父になることについて書きました。父じゃない人が。 - ←ズイショ→ 僕が抱える一番の不安というのはまさに映画のタイトルどおりで「俺はいつ父になるのか?」てことなんですよね。かわいい嫁さんが母になり家族が一人増えることについては全く吝かではないのですが俺はいつ体感として父になるんだよっていうのが正直よくわからんのです。 ただ実生活で出会うパパにちょちょっと訊いてもそんな膝を打つような回答は返ってこないしな。高い共感力を兼ね備えてるのでそこで躓く理由がないのか何らかの理由で俺には音を教えてくれてないのか彼らも

    父親の、なり方。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/10/28
    涙が出た。
  • 恐ろしい死、というフィクション。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    死が恐ろしいもの、忌むべきものだという考え方は、どうも昔からあったわけではないらしい。 赤坂憲雄さんの『東西/南北考―いくつもの日へ―』というによれば、日各地の過去の人々の暮らしをひも解いていくと、決してすべての地域が、死を「ケガレ」として忌む対象としてきたわけではないそうだ。 人々が生活する「居住区域」と「お墓のある区域」に境界が設けられていない地域も、たくさんあるそうだ。 むしろ、「死というのものは怖いもので、生活の場からは極力遠ざけなければいけない」という通念こそ、畿内を中心に作られた社会的創造物なのだとすら、赤坂さんは主張している。 まあそれを鵜呑みにするかどうかは保留にするとして、いずれは僕にもやってくるべき死というのものに対して、昔々の誰かが勝手に考えた作り話にとらわれたまま、恐怖におののきっぱなしなのだとしたら、シャクだとは思う。 ★ 今、死についての2つのエントリがあ

    恐ろしい死、というフィクション。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    juverk
    juverk 2013/10/21
    基本的に笑って死にたい。
  • サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    アルファブロガーなるものを目指しながらも、難しいと感じている人に、僕は1つ提案したいことがある。 ここらで、アルファブロガーではなく、「第三のブロガー」になってみるのはどうだろう。 ★ id:yarukimedesuさんのエントリ さらば、「はてな」よ。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 を読んだ。 id:otsuneさんが車で事故に遭われたことをブログに書いたら、id:paradisecircus69さんやid:p_shirokumaさんがそれについての感想をブログに書かれた。 そのやりとりがはてなブックマークで関心を集めていたことについての、感想だ。 記事の内容は、台風の時に事故った人がなんやかんやだけど、ここまでIDが強烈なインパクトを与えることはないだろう。yarukimedesuというアカウントもホウボウで使っているけど、きっと、この先に、彼らよりも強烈なインパクトを与えることはないだ

    juverk
    juverk 2013/10/18
    正にこんな事を書こうとしてたんです!!それにしても綺麗な流れ。