気付くまで15年「妻からDVを受けていた」。エスカレートする支配と暴力、絶望の日々 世間体で相談しづらい男性たちのSOS「ベッド脇にムカデの塊」「みそ汁に下剤」―
チェルノブイリ原発事故をソビエトという国家とそこに生きる人間のドラマとして描いた、ピアズ・ポール・リード著「こうして原発被害は広がった 先行のチェルノブイリ」(参照)が福島原発事故をきっかけに改題され、復刻された。1994年に翻訳・出版された邦題は「検証 チェルノブイリ刻一刻」(参照)である。事故後の変化だろうと思うが中古本でプレミアム価格がついていた。今確かめてみるとまだその状態が続いているようにも見える。1994年の同書は手元にないが、復刻本を読んだ印象では大きな違いはないと思われる。 オリジナルは1993年、"Secker & Warburg"から出された「Ablaze: The Story of Chernobyl」だが、アマゾンやB&Nなどをあたると同年にRandom Houseから出た「Ablaze: The Story of the Heroes and Victims of
氷を割る核動力のバターナイフ!世界最大級の原子力砕氷船「ヤマル号」2011.07.21 15:006,725 satomi 旧ソは効率的統治能力には欠けるものの、そのぶん怖いもの知らずなエンジニアリングで世界をアッと言わせてくれましたよね。ホント、ひとつの船に原子炉2基積んで北極の氷を割らせようなんて考えるの、旧ソぐらいでしょう。北朝鮮だってそこまでは...。 シベリア北西の「地球の果て」、ヤマル半島。その名を冠したアルクティカ級原子力砕氷船「ヤマル号(NS Yamal)」は、ロシアが誇るモンスターマシンです。 製造開始は1986年ですが完成は1992年になってからです。間にソビエト崩壊を挟んでいるので。 ロシア新政府に政権交代後は当初予定された目的(北極海航路を開いておくこと)も不要となったため、船長150m、重量2万3455トンの船に50の客室をあつらえて北極観光クルーザーに改造し、「
学会は、近い将来、ごく一部を除いて全て消滅するのではないでしょうか. これまで学会が担ってきた、論文を集めそれを本という形で配布するビジネスデルは崩れつつあります.さらに、専門家同士が出会う場、情報を収集する場としての学会の機能も、ソーシャルネットワークや検索エンジンの発展により、消えつつあります. 極論すれば、ウェブがあれば、学会は必要ありません.権威を維持するための組織は必要ありません. 翻って、こうした情報環境の変化の中で、学会が本質的に果たすべき機能とは何でしょうか.情報環境の変化によらない、本質的な学会の価値があるのでしょうか. 本討論会では、これまでウェブコミュニティや知識の表現や活用を扱ってきた人工知能学会ならではの視点から、他分野の有識者の意見も交え、学会のこれからについて討論を行います.学会とは何か、学会の行く末に疑問を感じる方は、ぜひご参加ください. 日時(盛況にて終了
ニューヨークに住んでいたとき、僕は週に1度はストランド・ブックストアに立ち寄って、店内を見て回ったり本を買ったりしていた。広くて棚には本がぎっしり並び、興味深いお値打ち本がどっさりあって、とても魅力的な店だった。 でもこの店は普通の書店じゃなかった。定価で売れなかったり、通常の店舗ではもう売れなくなってしまった「売れ残り本」を集めた店だったからだ。 この店は世界で一番面白い「売れ残り書店」じゃないかと思えることがある。マイナーな有名人の最新の自伝が刷り過ぎて余ってしまった、なんていうタイプの本ではなく、ストランドには知的で活力に満ちた本がたくさんあった。こういう本は、世界中のどこよりもきっと、マンハッタンで買い手に巡り合えるはず――というのがこの店のコンセプトではないかと思う。 確かに、僕は素晴らしい本の数々に出会った。例えばビリー・ザ・キッドの伝説の多くを突き詰めたディープな伝記や、世間
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