[書評]こうして原発被害は広がった 先行のチェルノブイリ（ピアズ・ポール・リード）: 極東ブログ

チェルノブイリ原発事故をソビエトという国家とそこに生きる人間のドラマとして描いた、ピアズ・ポール・リード著「こうして原発被害は広がった 先行のチェルノブイリ」（参照）が福島原発事故をきっかけに改題され、復刻された。1994年に翻訳・出版された邦題は「検証 チェルノブイリ刻一刻」（参照）である。事故後の変化だろうと思うが中古本でプレミアム価格がついていた。今確かめてみるとまだその状態が続いているようにも見える。1994年の同書は手元にないが、復刻本を読んだ印象では大きな違いはないと思われる。 オリジナルは1993年、"Secker & Warburg"から出された「Ablaze: The Story of Chernobyl」だが、アマゾンやB&Nなどをあたると同年にRandom Houseから出た「Ablaze: The Story of the Heroes and Victims of

[serio]

スリーマイル島原発事故時のドタバタや隠蔽工作を見ると、日本に限った問題ではないと思う。

[k-takahashi]

『国民は了解しないだろう。なにかをやっているというところを見せなければ』　『指針が存在しなかったので、人びとは心配のあまり牛乳を飲まず、カルシウム不足におちいった』　『影響を誇張する方針をとりだした』

[memoclip]

抜き書きを見て、どこの日本だよと思ってしまった。

[mangakoji]

これをソビエトと日本「だけ」だと思うと読み誤る。3人以上人間のいる社会では全てコレだと思う

[ishikawa-kz]

「これがソ連型の国家というものだ。そして福島原発事故は日本がそのような国家であることを示してしまった。汚染されたあとの光景も相似と言っていいものである。ソ連は市民に対して沈黙した。」

[arajin]

「原発事故の本質が問題というよりソ連型国家である日本の問題が根にあり、いかに市民社会を確立していくかのほうが先行する。」

[boshi]

ぞぞっ．

[cloudliner_tweets]

相似性は、原発事故の本質に根ざすというより、日本という国家が社会主義ソビエト連邦と相似であったことに由来するように思えた

[rsakamot]

　だが同時に、その相似性は、原発事故の本質に根ざすというより、日本という国家が社会主義ソビエト連邦と相似であったことに由来するように思えた。"

[gimonfu_usr]

http://p.tl/B1y3 巨大技術解体が「市民の意思」 という文脈。

[mkusunok]

びっくりするほどの既視感。この本は読もうかな