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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • 小説編集者の仕事とはなにか? 京極夏彦や森博嗣のデビューを世に問うた編集者・唐木厚インタビュー

    小説編集者の仕事とはなにか?』(星海社)は、1990年より講談社ノベルスの編集を担当し、京極夏彦や森博嗣のデビュー、メフィスト賞の立ち上げに携わった唐木厚が、自らの経験や編集術を語った内容を構成したものである。主にかかわってきたミステリ小説について、編集という仕事について、彼はどのように考えてきたのだろうか。(円堂都司昭/5月29日取材・構成) 唐木厚『小説編集者の仕事とはなにか?』(星海社) ――唐木さんは1988年に講談社に入社されましたが、京都大学在学中はアイドル研究会に所属し、アイドル雑誌の編集者になりたくて出版社を目指したそうですね。アイドルのどんなところを研究していたんですか。 唐木:僕は、楽曲研究とかにはあまり興味がなくて、イベント会場にどんなタイプの人がきているかとか、ファンに関心があったんです。1980年代の終わりごろから握手会の現場がどんどん面白くなってきて、そんな状

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    jyampy
    jyampy 2024/06/17
  • SiM MAH×YOASOBI Ayase、メタルをテーマに特別対談 “ロックスター”を掲げて語り合う、日本発の音楽として果たすべき役目

    特集「ヘヴィメタルの最新動向」では、ヘヴィメタルが2020年代にどのような広がりと影響力を見せているのかについて考察してきた。ひと言で“メタル”と言っても、そこに含まれる意味合いは様々であり、どんなメタルを好きになるかもリスナーの趣向性や世代や国籍によって全く異なっている。ゆえに、メタルから影響を受けたポップミュージックにも幅広いタイプがあり、ジャンルの壁を破るかのように音楽性を刷新してきたメタルバンド自身の進化も、ストリーミング時代以降はより加速してきている。 そんな特集を締め括る企画として、MAH(SiM)とAyase(YOASOBI)の特別対談が実現した。一見フィールドは違えど、互いにメタルやハードコアをルーツに持ち、それを高いオリジナリティでトリッキーかつポップな楽曲へと昇華しているSiMYOASOBI。「アイドル」をはじめとしたYOASOBIの快進撃は言わずもがな、昨年にはSi

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  • 文学フリマ代表・望月倫彦が語る、リアルなイベントの価値 「文章を書く人の数は今が一番多い」

    小説、評論、エッセイ、詩歌、ノンフィクションなど様々な作品の展示即売会である文学フリマ。そこには同人誌をはじめ、CD、電子書籍、Tシャツなどいろいろな形の「文学」が並び、多くの来場者を集めている。間もなく11月20日にも東京で開催されるこのイベントは、2002年の第1回以来、20年におよぶ歴史を持つ。初期からアマチュアに混じりプロの書き手が出店する一方、かつてアマだった参加者が商業デビューした例も少なくない。規模を拡大し続け、東京以外の各地でも即売会を開催するようになった文学フリマ事務局は今年、一般社団法人になった。望月倫彦代表に文学フリマのこれまでとこれからを聞いた。(円堂都司昭/10月31日取材・構成) 望月倫彦氏 ――文学フリマの歴史は、公式サイトにまとめられていますが、代表自身から始まりをあらためて話していただけますか。 望月:批評家・マンガ原作者の大塚英志さんが、作家の笙野頼子さ

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    jyampy
    jyampy 2022/11/19
  • 「変わらない」ことでゲームの常識を「変える」。フロムが『エルデンリング』で貫いた、死にゲーに対する理念

    発売から1週間以上が経過しても未だに話題が尽きる様子を見せない『エルデンリング』。 『デモンズソウル』から約12年続いた人気シリーズ「ソウルシリーズ」の遺伝子を受け継いだ作は、世界各国に再び「死にゲー」旋風を巻き起こした。現にイギリスでは記録的な初週売上を達成し、Twitterのトレンドをみても、作品関連のワードが頻出し続ける状況にある。 だが「死にゲー」はなにも、作の開発会社であるフロム・ソフトウェアによる専売特許というわけではない。そもそも「死にゲー」という言葉はゲームジャンルではなく、ユーザーコミュニティによって作られた俗語であり、「度重なる“ゲームオーバー”を通じて試行錯誤を繰り返し、攻略を行っていくゲーム」「エンディングに到達するまで何度もゲームオーバーによるプレイ中断を経験するようにデザインされた作品」全般を指す言葉である。よって「高難易度」=「死にゲー」ではなく、数あるゲ

    「変わらない」ことでゲームの常識を「変える」。フロムが『エルデンリング』で貫いた、死にゲーに対する理念
  • 松浦亜弥は、なぜ国民的アイドルに? ネガティブな世の中で生まれた“救世主・あやや”の存在

    劔樹人の自伝的コミックエッセイを、今泉力哉監督、冨永昌敬脚、松坂桃李主演で映画化した『あの頃。』が2021年2月19日より全国公開される。同作は、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)の所属アイドルたちを追いかけたオタクたちの青春物語。映画化決定のニュースが発表されて以降、映画ファン、アイドルファンの両方の期待が膨らみ、早くから注目を集めている。 特に松浦亜弥役をBEYOOOOONDSの山﨑夢羽がつとめることが発表された際には、Twitterであややの名前がトレンド入り。あややの名曲「♡桃色片想い♡」のミュージックビデオを観て松坂桃李扮する劔樹人が涙を流す予告編の一場面も話題となった。  映画公開が近づくにつれて高まる、松浦亜弥への再評価。そこで今回は、「松浦亜弥は、なぜ国民的スターに?」をテーマに、松浦の魅力についてあらためて考察していきたい。 松浦亜弥の存在はサーチライトだった 松浦

    松浦亜弥は、なぜ国民的アイドルに? ネガティブな世の中で生まれた“救世主・あやや”の存在
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