ここでは主に業務アプリケーションで、データを扱うときに、注意する点について述べます。 削除パターン 親子関係にあるとき、親が削除されたときに子をどうするか決めておきます。 RESTRICT 子があるとき削除できない CASCADE 子もすべて削除される SET NULL 子の参照をNULLにする 論理削除 削除フラグを立て子はそのままにする 論理削除を行なう場合の注意点 データを削除する際、実際物理的にはデータベースから削除せずに見かけ上消す論理削除がしばしば用いられます。この利点は、誤削除しても復活させる手立てを残しておくことや、削除されたものを後で参照できることなどがあります。削除というよりは無効化という方が適切な場合があります。 例えば、案件テーブルに担当者を入れる項目があったとしてます。論理削除であれば、担当者が退職した場合でも、あとで誰が担当者であったかを分かるようになります。一