執筆日時: 2015年8月21日13時28分 お盆は船で呉に行ってきました。愛媛・松山とは、海を挟んでお隣の街。スーパージェットで1時間、フェリーで2時間かからないぐらいの距離です。 呉は、人口22万の造船と海軍の街。かつては伊予水軍(村上水軍)の一派が根城にしていたそうで、なるほど、江田島・倉橋島に囲まれた潰れ気味の三角形の内海は、船を休ませておくには適している気がします。 それにしても、呉って面白い名前ですね。名前の由来はいくつかあるそうで…… 呉一帯をつつむ連峰を「九嶺(きゅうれい)」と呼び、それがなまって「くれ」になった。なお、市章はこれにあやかり、カタカナの「レ」9つで星形をかたどったものである。 灰ヶ峰から伐採したくれ(榑、板材の意)が特産品として有名になったことに由来する。 中国三国時代の呉(孫権が建国)の子孫に由来し、戦乱などを逃れて呉から日本列島に亡命して呉周辺に住んでい