執筆日時: 2013年1月24日15時35分 まず初めに断わっておくけど、自分は“メディア学”的なものはまったく学んだこととがないので、結構適当なことを言っている。 メディアって? まず、メディアとはなんなのかってところから。 ここでは“原初状態アプローチ”をとってみようかな。“原初状態アプローチ”というのは、ある機構(ここではメディア)が存在しない、本来の・自然なあり方を仮定して、そこで発生する問題を解決するためにその機構が生まれたのだ、と論ずるスタイル。俺が勝手に名前を付けた*1。 まず、メディアのない世界を想像しよう。メディアがないという状態には、“耳の早い人”(速報者)だの“主婦の井戸端会議”(情報伝達手段)だの“村の長老”(情報アーカイブ)だのという存在がいないということも含まれる。 この世界では、“知らせたい人”と“知りたい人”が「孤立して」存在している。 ちなみに、“知らせた
![メディアとは ―― テロ被害者の実名報道について、そろそろ一言言っておくか。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/38928f7745dd2296877bffa89455fc4f8886f504/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.daruyanagi.jp%2Fno-image.png)