■3月10日のラサ蜂起記念日を前に焼身抗議への警戒を強める当局■ *ロンウォ僧院に張り出された禁令 ラサ蜂起54周年記念日を前に、当局はアムドの3つの地区でネットを遮断し、各地で愛国再教育を強化している。僧院、尼僧院に対しては焼身に抗議すべきと命令し、禁令のチラシ等を張り出している。 マロ(甘粛省甘南チベット族自治州)のレゴン地区、サンチュ地区、マチュ地区ではすでにネットが全面的に遮断されている。焼身が頻発しているマロのルチュ県では119カ村で愛国再教育と焼身に抗議すべきだと言うキャンペーンが大々的に始まった。その他、ジェクンド(ケグド、玉樹)でも携帯電話のモバイルデータ通信(WeChat、MMS)が遮断されているという。 レゴンのロンウォ僧院では「8項目の禁止事項」という禁令が張り出された。内容は以下のとおり。 管理委員会の職員、ラマやトゥルク、戒律師等は現場を離れてはならない。 許可な