整水器やカートリッジの開発・販売を手がける日本トリム(大阪市北区)が、水素水をめぐるインターネット上の「誹謗中傷や風説の流布」について、異例の警告を行った。 具体的な事例は挙げない一方、「法律に則り厳正に対処いたします」と法的措置をほのめかせる強硬さで、ネットの注目を集めている。警告の真意は何なのか、同社に聞いた。 利用者や株主に「説明」するため 2016年5月25日に発表されたリリースは、「インターネット上等で、水素水に関する不確実な情報が流れておりますが、これらによる当社事業及び業績への影響はございません」と始まり、「誹謗・中傷や、風説の流布等の事実でないもの」は「法律に則り厳正に対処いたします」と明言されている。 同社は1982年創業の整水器メーカー。やや古いデータになるが13年7月5日付けのフィスコ調査によると、整水器のシェアは50%を超え、2位のパナソニックを引き離して国内ナンバ