▼記事によると… ・中国北西部にある「新疆ウイグル自治区」では、ウイグル族を含む多くの少数民族が暮らしています。しかし彼らの先祖代々が眠る墓地が、中国政府によって理不尽に取り壊されているといいます。 フランス通信社(AFP)は、中国上空の衛星写真を調査した結果を公表。 「新疆ウイグル自治区」におけるウイグル族などのための墓地が、過去2年間で30件も取り壊され、子どもたちの遊び場や、駐車場へと姿を変えていることを明らかにしました。 さらには取り壊しの際に剥き出しになった遺体の人骨や、倒壊した墓石などを、そのまま放置しているような写真も確認できたとのこと。中国当局は墓地の取り壊しについて「都市開発や古くなった墓の“統一”のため」と説明。 一方で民族的アイデンティティを根絶しようとしているのでは、と疑念の声も挙がっています。 こうした中国政府のウイグル族らへの扱いに対しては、国際的な批判が高まり