「積読(つんどく)」という言葉はいつから使われているのか。江戸時代からあるとインターネットで見たが、出典がわからない。 積読について、残念ながら初出は特定できなかったが、江戸時代の用例は複数見出せた。 調査過程と主な資料を以下に紹介する。なお、資料1,2は都立多摩図書館所蔵資料、それ以外の資料は都立中央図書館所蔵資料である。 また、「国立国会図書館デジタルコレクション」( https://dl.ndl.go.jp/ )において、資料1は図書館・個人送信、資料10はインターネット公開されている。 まず、手がかりを得るためにGoogleをキーワード<積読 江戸時代>で検索すると、情報1の個人ブログ記事が見出せた。 情報1 「「積ん読」の語誌」(OKAJIMA_Akihiro’s blog) https://okajima-akihiro.hatenadiary.jp/entry/2009010