世界ウイグル会議の会合に出席した自民党の古屋圭司衆院議員(左から2人目)ら=平成24年5月14日、東京都千代田区の憲政記念館 日米欧豪など40カ国・地域の国会議員らで構成する「対中政策に関する国会議員連盟(IPAC)」が7月末に台湾で開いた年次総会を巡り、一部の出席議員に中国政府が不参加を求める「圧力」を加えていた問題。同様の「圧力」は日本国内でも台湾などに関する会合が開かれた際に確認されている。内政干渉と受け取られる動きに対して、IPACの関係者は「圧力は即座に打ち返すことが大事だ」と指摘する。 「議員間交流制約する権利ない」IPAC年次総会については、南米のボリビアやコロンビア、東欧のボスニア・ヘルツェゴビナやスロバキアなど6カ国のIPACメンバーに対し、事前に訪台を取りやめるように中国側から電話やメールがあったという。総会後は、参加したルーマニアの国会議員の所属政党に対して、中国大使
