ブックマーク / tgiw.info (86)

  • 勝敗かコミュニケーションか、ではなく – Table Games in the World

    ボードゲームの目的として、勝敗かコミュニケーションかというのはよくある話である。「スタイル、好み、経験」で、前者寄りをトーナメントプレイ、後者寄りをカジュアルプレイと呼び、このスタイルの違いが想像以上に大きいことを指摘した。 例えば、鈴木銀一郎氏が「ときどき、『ボードゲームはコミュニケーション・ツールだ』とか綺麗事を言う人がいる。 とんでもないね。勝つことにこだわらなかったら、ゲームなんてつまんないですよ。」(Si-phon Game Club Vol.1)というとき、至言だ、全くその通りだと思うか、とんでもない、ボードゲームはあくまでコミュニケーションツールですよと思うかは大きく分かれそうである。 しかし勝敗とコミュニケーションのどちらを重視するかというのは、「誤った二分法」「偽りのジレンマ」である。ひとつには、択一ではなく、両立できるものだからである。実際ほとんどの人が、意識的であれ無

    勝敗かコミュニケーションか、ではなく – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/04/20
    『勝敗とコミュニケーションのどちらを重視するかというのは、「誤った二分法」「偽りのジレンマ」』 『択一ではなく、両立できるものだから』 『ボードゲームの目的としてほかに選択肢がありうるから』
  • パンデミック大会、5月8日 – Table Games in the World

    世界をウィルスの蔓延から救う協力ゲーム『パンデミック』の専門サイト「パンデミック対策チーム協議会」では5月8日(土)、都内(新宿・未定)において、チーム戦大会「Pandemic Olympic 2010」の開催を発表した。この日は天然痘根絶30周年の記念日にあたるという。現在、3人1チームの参加申込受付中(1〜2人の場合もチーム編成のマッチングを試みるとのこと)。 大会は14:00から開かれる。基セットの導入級から始め、標準級、英雄級(上級コース)と進んで、3時間以内に何回勝利できるかを競う。チームワークだけでなく、スピードも問われそうだ。 ルールを理解していれば誰でも参加できる(未成年者は保護者同伴のこと)。参加費は1500円程度、『パンデミック』体の持込も歓迎される。 主催者で「パンデミック対策チーム協議会」管理人の冨田氏は「現在は友人にしか声をかけられていないので、多くのパンデミ

    パンデミック大会、5月8日 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/04/17
    『天然痘根絶30周年の記念日』 『3時間以内に何回勝利できるかを競う』
  • 日本ボードゲーム大賞に『ドミニオン』 – Table Games in the World

    NPO法人世界のボードゲームを広める会ゆうもあは今日、2009年度の日ボードゲーム大賞を発表した。全国349名の投票によって選ばれた今年度の一番人気は、大方の予想を裏切らず『ドミニオン』となった。ゆうもあ賞には『どうぶつしょうぎ』が選出されている。 日ボードゲーム大賞は2008年より従来の4部門をなくし、一般の愛好者による投票部門と、ゆうもあ内の選考委員がセレクトするゆうもあ賞の2になった。10位までの投票順位と、ゆうもあ賞およびノミネート作品は以下の通り。今年の投票者数は349名だった。 ダントツで1位となった『ドミニオン』はドイツゲーム賞で三冠を達成したほか、アメリカ、フィンランド、チェコ、ポルトガルで大賞、オーストリア、スペイン、フランス、デンマーク、イタリアで入賞するなど、日以外でも世界的な広がりと高い評価を得ている。 10位までの入賞ゲームのうち、ホビージャパンが日

    日本ボードゲーム大賞に『ドミニオン』 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/03/11
     1位(ドミニオン)、2位(パンデミック)は、ダントツだなあ
  • ボードゲームと保守主義 – Table Games in the World

    ゲームリンクの原稿を書くためにネットで調べ物をしていて、ドイツでは保守主義という理由から、ボードゲームをプッシュする人がいるのではないかと感じた。 子供中心に面白いゲームを選ぶ賞「キッズゲームエキスパート(Kinderspielexperten)」を運営しているのは、カトリック青年同盟ダルムシュタット支部(BDKJ)。地域の青少年の健全育成と保護を目的とする団体である。また、今年からドイツ年間キッズゲーム大賞に後援することになったドイツ連邦家族省大臣のK.シュレーダー氏は中道右派ドイツキリスト教民主同盟(CDU)の政治家である。さまざまなメディアに右往左往しないよう、ボードゲームによる家族回帰を訴える。 ドイツ年間ゲーム大賞審査員のB.レーライン氏はコンピュータゲームとの対比でボードゲームの長所を述べる。「ボードゲームでは、コンピュータゲームも同じですが、何らかの役割を演じます。自分が騎士

    ボードゲームと保守主義 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/02/26
     『母と子供、祖父母と孫が一緒に同じ卓を囲むのです。こんな娯楽はほかにありません』 任天堂が主張しているのとそっくり。
  • レゴゲームの成功 – Table Games in the World

    昨年、レゴ社は初めてゲーム(非電源)のジャンルに進出し、一挙に10タイトルを発売したが、ドイツ圏だけで総売り上げの3%にあたる800万ユーロ(9億8700万円)を売り上げたという。10タイトルの平均価格は20ユーロ(2500円)なので、合計で40万セット、1タイトル平均で4万セット売れたことになる。レゴ社の規模からすれば小さい数かもしれないが、1タイトルで1万セット売れれば上々と言われているゲーム界では、大成功を収めたといえる。 昨秋にドイツのエッセンに行ったとき、いくつかのおもちゃ屋を回ったが、レゴゲームはひとつのコーナーになって、お店の目立つところに陳列されていた。ボードゲームはメーカーもさまざまで種類が多く、奥に押し込められがちだが、レゴゲームがこうして目立つところに置かれるのは、レゴ社のネームバリューと販売力によるものだろう。 10タイトルの代表となったのは『ラムセスのピラミッド(

    レゴゲームの成功 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/02/18
    『共通するのは、きわめてシンプルなルール』 『ライセンス商品を得意とするレゴ社ならではの新作』
  • ゲームリンク – Table Games in the World

    私にとって一番面白かった記事は、「新作ボードゲーム情報」(ボードウォーク提供、20タイトル)と、「ゲームレビュー」(編集部ほか、10タイトル)である。連載では、「植木屋は語らない」(平田強真氏)がよかった。 百聞は一プレイに如かず、実際に遊べれば一番よいのだろうが、残念ながら遊ぶ時間も、一緒に遊んでくれる仲間も、お金も、置く場所も限られている。なのでレビューを読んで、未知のゲームの概要が分かるだけでも嬉しい。 ネットのほうが情報が早いから、紙媒体にできることはないという意見もある。しかしそうではない。ネットで読める新作ゲームのレビューやプレイ感想は、意外と少ないのである。ましてやユーザーサイドの生の声となると、今やミクシィぐらいでしか聞けないといっても過言ではない。 メビウス系ならば、最低でも頒布会員分以上は入るので、ゲーム内容から評判まである程度はつかめる。しかしホビージャパン、バネスト

    ゲームリンク – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/02/14
    『未知のゲームの世界を開いてくれるレビューはボードゲームメディアの王道にちがいない』
  • ルールもレビューくらい一般的な言葉で – Table Games in the World

    マックス・ウェーバーの『プロスタンティズムの倫理と資主義の精神』の新訳が出た。出版社である日経BP社の編集委員は「学者の翻訳は学問的な正確さを期すが、日語としてはいかがか。今日の翻訳技術は格段に進歩しています。」新訳には専門領域にも詳しく、複数言語に通じ、なによりも日語として伝わる翻訳ができる在野の実力者を選んだという(朝日新聞1/31朝刊読書欄)。哲学文献の翻訳でも、ドイツ語ルールの翻訳でも思い当たる節がたくさんある。 欲を言えば単語の一対一対応にこだわらずこなれた訳をめざしたいが、分かりやすい訳語の選択も重要な要素。学者は正確さを期すあまり、わざと一般的でない言葉を使ったり、ときには造語までしたくなる。そのため一般の人が読むと、てにをは以外全然分からないなどということも。学術論文ならそれでよいが、一般の目に触れるではそうはいかない。 ゆうもあのレビューでは「プレイヤー」という言

    ルールもレビューくらい一般的な言葉で – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/02/06
     とは言え、困ることもあるという話。『厳密さが問われるルールでは困ることもある。プレイヤーが、ゲーム中に何か人間を複数担当している場合がそうだ(例えば『アグリコラ』)』
  • 『ドミニオン』より評価されたゲーム – Table Games in the World

    2009年度の各国のゲーム賞状況をまとめたところ(ボードゲーム各賞受賞2009)、『ドミニオン』より評価されたゲームが予想より多かった。『ドミニオン』はドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞の3冠を達成しているが、不思議なことにドイツ以外のゲーム賞はノミネートや入賞止まり。大賞や1位に選んだのはフィンランドしかない(日は投票中なので、まだこれからだが)。お国柄だろうか、それとも『マジック:ザ・ギャザリング』ぐらい従来のゲームとはかけ離れた印象をもたれたのか。 では、『ドミニオン』より評価されたゲームとは何だったかというと、まず『ディクシット(Dixit)』である。もともとフランスのゲームだが、フランス年間ゲーム大賞、スペイン年間ゲーム大賞、フランストリックトラック賞3位(『ドミニオン』は4位)という高い評価を得ている。絵のイメージを言葉にして、できるだけ少数の人し

    『ドミニオン』より評価されたゲーム – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/01/17
    『お国柄だろうか、それとも『マジック:ザ・ギャザリング』ぐらい従来のゲームとはかけ離れた印象をもたれたのか』 Dixit、スモールワールド、ルアーブル、アグリコラといった辺り。順位はともかく良いゲームだね
  • ドイツゲーム賞と日本語版 – Table Games in the World

    ドイツゲーム賞が昨日発表された。国内の取り扱い状況を見ると、10位以内で日語版が発売されているものが4タイトル(ただし『ルアーブル』は未発売)、しかも上位3位が全て含まれている。 ドイツゲーム賞を受賞したからといって売り上げが伸びるわけではないと、ハンスのブルンホファー社長は言っていたが、それはドイツでの話。コアなフリークによって小さい市場が成り立っている日では、ドイツゲーム賞は売れ筋の大きい目安となる。わずか1年以内で人気を先取りしたホビージャパンの先見の明は素晴らしい。 現在、日語版がブームを迎えている。ホビージャパン、アークライト、ニューゲームズオーダー、メビウスがこぞって日語版や日語箱を手がけ、普段あまりボードゲームを遊ばない層にも手に取りやすくなっている。一方のメーカーとしては、日語版によって流通を押さえられるというメリットがある。 韓国のコリアゲームズが、『キューバ

    ドイツゲーム賞と日本語版 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/09/21
    『日本語版によって流通を押さえられる』 『ホビージャパンが日本語版を手がけたのは、実はこうした非ドイツ圏のゲームであった。それがドイツの状況とマッチ』 『メーカー選定に狂いがなければ』
  • ドイツ人も普通ボードゲームを遊ばない – Table Games in the World

    毎年数百の新作ボードゲームが発売されているドイツドイツ年間ゲーム大賞の知名度は高いし、新作レビューが新聞に載ることも珍しくない。普通の家族でも結構頻繁に遊んでいるだろうと思うと、実はそうでもないらしい。 家族でボードゲーム・カードゲームトランプも含む)をどれくらい遊ぶかという調査をネットで見つけた。ALLBUS(Die Allgemeine Bevölkerungsumfrage der Sozialwissenschaften、全ドイツ社会学アンケート)である。頻度を1=全く遊ばない、2=めったに遊ばない、3=月1回程度、4=週1回程度、5=毎日で回答してもらい、平均を取っている。合計3000家族ほどの回答。1998年。 その結果は以下である。 40歳以下・独身 1.9 40歳以下・夫婦・子供なし 2.3 40歳以下・夫婦・子供あり 2.5 41〜59歳・夫婦・子供あり 2.4 41

    ドイツ人も普通ボードゲームを遊ばない – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/09/16
    『少数ではあるがコアなファミリー層がいることと、輸出(特にアメリカ向け)が成長している』 『リオグランデなどの名前で輸出する数は、ドイツ国内で売る分よりもはるかに多いという』真のゲーム大国はアメリカか
  • 和訳コピー撲滅キャンペーン – Table Games in the World

    その日語ルールは、原ですか? オークションで落札したとき、確認してみましょう。もしコピーだったら、違反報告や返品を検討してください。日語ルールは、各ショップが手間や時間や費用をかけて製作した著作物です。

    和訳コピー撲滅キャンペーン – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/08/31
     ボードゲーム・カードゲームの場合、結局コンポーネントを買わなくてはいけないから、発売元はたぶん気にしない。でも、輸入業者はまた別
  • 『ドミニオン』は賞の権威を証明する – Table Games in the World

    ファミリー層をターゲットに照準を定めているドイツ年間ゲーム大賞審査委員会が、今年『ドミニオン』を大賞に選んだことについて、違和感を唱える意見が見られる。いわく、『ドミニオン』は初心者にウケがよくないとか、直感的に分かりにくいとか、中には確率計算勝負のアブストラクトゲームだとまでいう人もいる。 年間大賞は11名という少数の審査員で選んでいるから、たとえ審査員がボードゲームジャーナリズムのエキスパートだからといって、異議を唱える愛好者はいなくならない。しかし去年の『ケルト』、一昨年の『ズーロレット』が「こんな物足りないゲームを大賞に選ぶなんて」という論調だったのに対して、今年は逆で「ファミリーには難しすぎる」である。何を選んでも文句をいう人はいるものだが、大賞の方針から考えて審査員の中にも同様の意見をもつ人はいたに違いない。それではどうして彼らは『ドミニオン』を選んだのか。 まず、『ドミニオン

    『ドミニオン』は賞の権威を証明する – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/07/11
    『というわけで『ドミニオン』は『カルカソンヌ』と同様、年間ゲーム大賞の権威の証明として持ち出されたというのが私の見方である』 ファミリー・フリーク論争は絶えず、とも。
  • ドイツ年間ゲーム大賞2009に『ドミニオン』:Table Games in the World

    ドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は今日の午前10時(日時間の18時)から、ベルリン市内のホテルにて毎年恒例の授賞式を開いた。 先月発表されていた5タイトルのノミネート作品から、ボードゲームジャーナリスト11名からなる審査員が選んだ今年一番のボードゲームは、『ドミニオン』。また年間キッズゲーム大賞も発表され、『魔法のラビリンス』が選ばれた。 『ドミニオン』について広報のB.レーライン氏は、簡単ですぐ遊べること、これまでにないシステム、繰り返し遊べ毎回展開が異なる魅力など、年間ゲーム大賞の基準を全て満たしていると称え、子供から大人まで広い世代をつなぐものと期待を述べている。『魔法のラビリンス』については子供ゲームコーディネーターのW.ヘロルド氏から、古典的な子供ゲームへ回帰させるものという説明がなされた。 『ドミニオン』は昨秋の発売以来、新作の中で圧倒的な人気を集めているアメリカのカードゲーム

    ドイツ年間ゲーム大賞2009に『ドミニオン』:Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/07/01
     他の候補作は、フィット、フィンカ、ファウナ、パンデミック。知らないゲームもあるが、ドミニオンは受賞に値すると思う。
  • 『ゲームの教科書』 – Table Games in the World

    ヴィデオゲームの企画から製品化までの流れを紹介し、求められる技能やなり方を職種別に説明するゲームの定義、ゲーム開発の流れ、開発者のなり方、1ヶ月でゲームを作る実践編という構成。 長らくヴィデオゲームを遊んでいない人間の感想だが、仕事がここまで細分化して多くの人が関わっているということに驚く。プロデューサーとディレクターとプランナーの違いなど、考えてみたこともなかった。 ボードゲームの観点でもこのは示唆に富んでいる。自分なりに広げられそうなところを7点ほど。 1.プログラムが予め全て用意されているといっても、「お釈迦様の手のひらで暴れている孫悟空」になるとは限らず、作った人たちも体験しきれない「潜在性」がゲームにはある。よい面では作者が想定していなかった状況や遊び方が生まれること、悪い面ではバグが起こることである。昨今のドイツゲームは、作者の想定した道から外れられない窮屈な感じが指摘さ

    『ゲームの教科書』 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/03/31
    ボードゲームデザインの観点から、現在のコンピュータゲーム作成を見ると、という話
  • ボードゲームのイノベーション – Table Games in the World

    ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』のブログで、ボードゲームのイノベーションシリーズが掲載され、合計20タイトルが紹介された。 現代のボードゲームは、先行する作品が多すぎて個々のアイデアではもはやオリジナリティを追求できない段階に入っており、アイデアの組み合わせで新しさを打ち出しているという状態と言える。そして組み合わされる個々のアイデアには、必ずといっていいほど先駆けとなるゲームがある。そういうゲームを取り上げて並べると、ひとつの作品を分析したり評論したりする上で役に立つだろう。 『フェアプレイ』で20タイトルと後代への影響は次の通り。 1.『メモリー』―記憶、他の多くの作品へ 2.『チグリス・ユーフラテス』―最小比較、他のクニツィア作品へ 3.『天然ガス会社』―ボード周囲を回る得点表、他の多くの作品へ 4.『ボーナンザ』―カードの順番を変えない―ボーナンザシリーズへ 5.『アクワ

    ボードゲームのイノベーション – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/03/28
    『個々のアイデアには、必ずといっていいほど先駆けとなるゲームがある。そういうゲームを取り上げて並べると、ひとつの作品を分析したり評論したりする上で役に立つだろう』 読んでみたいがドイツ語か……
  • 『ドミニオン』に日本語版計画 – Table Games in the World

    昨年のエッセンで発売されて以来、各地で大人気を博している『ドミニオン』に、日語版の計画が進んでいることがリオグランデ社のホームページで明らかになった。 明らかになったのはリオグランデ社がクリスマス前に掲載した年末年始の挨拶文。その中で、『ドミニオン』がわずか2ヶ月で売り切れ、2月に再発売する予定であること、3月か4月に最初の拡張セットを発売予定であること、各言語でも発売することを述べている。 計画に入っているのはすでに発売されているドイツ語版のほかにイタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポルトガル語、ポーランド語、そして日語の9ヶ国語。いずれも3月までにリリースしたいとしている。 リオグランデ社の販売計画は遅れることが多いが、今、世界中の愛好者に支持されている傑作が日語で発売される日が待ち遠しい。 ・Rio Grande Games:Happy Holida

    『ドミニオン』に日本語版計画 – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/01/11
    『ドイツ語版のほかにイタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポルトガル語、ポーランド語、そして日本語の9ヶ国語。いずれも3月までにリリースしたいと』
  • [宣伝]『ドイツゲームでしょう!』11/25発売 – Table Games in the World

    このたび、グランペールからボードゲーム評論『ドイツゲームでしょう!』を発売することになりましたのでお知らせします。 ドイツ年間ゲーム大賞、ドイツ年間キッズゲーム賞、ドイツゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞。ドイツで選ばれているこの4つの賞の歴代受賞作全66タイトルをもれなく紹介。『ウサギとハリネズミ』から『ケイラスマグナカルタ』までを写真入りでゲームの内容や面白ポイントを描写しつつ、ドイツゲーム栄華の30年を追います。 さらにW.クラマー、R.クニツィアをはじめとする受賞常連作家6名のプロフィールや、大賞選考の方法、コラムも付録。それぞれのゲームを遊んだことのある人もない人も、ドイツゲームの魅力に多角的に触れられるでしょう。 発行:グランペール(ISBN978-4-9037-4604-3)。定価1,995円。25日に浅草で行われるテーブルゲームフェスティバルを皮切りに、ボードゲーム専門店な

    [宣伝]『ドイツゲームでしょう!』11/25発売 – Table Games in the World
  • マナーは人を排除するためのものではない – Table Games in the World

    このごろよく、ゲーム中のマナーが悪い人の話を聞く。特に過剰・不当なアドバイス(おせっかいや利益誘導)あたりが槍玉に挙げられるようだ。 確かにメンバー次第でゲームの(感情面での)楽しさがずいぶん変わるから、マナーが悪い人と遊びたくないという気持ちは分かる。でもだからといってそういう人を排除するのも大人気ない。マナー違反を推奨するつもりはないが、多少の悪さはポジティブに捉えられるくらいの心の余裕があったらいいのではないだろうか。 以前、「困るんです〜紳士淑女の嗜みとしてゲームを楽しむために〜」という論考を書いたとき、バネストの中野さんから頂いたコメントが印象に残っている。 ただ、これを全部守っちゃった人とも一緒にゲームを遊びたいとは思いません。それに、いずれも軽微ならばそれはそれでその人のアクセントとなります。わたしはこれを、「杓子定規で守らなければダメ」、ということにはならないことを望みます

    マナーは人を排除するためのものではない – Table Games in the World
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/07/06
    『当然私にも我慢の限界はある』
  • オリジンズ賞に『スタークラフト』 – Table Games in the World

    6月25日から5日間にわたって、アメリカ・オハイオ州のコロンバスで第34回オリジンズ・ゲームフェアが開かれた。28日には恒例のオリジンズ賞が発表され、ボードゲーム部門では『スタークラフト(StarCraft)』が受賞した。 オリジンズ・ゲームフェアはTCGTRPG、ミニチュアゲームを含む非電源ゲームの総合イベント。アメリカを代表する大イベントで、今年は169企業が出展した。 オリジンズ賞はゲーム制作に携わる専門家で構成されるアカデミー・オブ・アドベンチャー・ゲーミング・アーツデザイン(Academy of Adventure Gaming Arts and Design)が選定に携わる。メンバーの投票から上位5タイトルがノミネートされ、最終投票で大賞が決められる仕組み。TCGTRPGなど13部門もある。 ボードゲーム部門で大賞に選ばれた『スタークラフト』は、同タイトルのコンピュータゲー

    オリジンズ賞に『スタークラフト』 – Table Games in the World
  • モノポリー世界版、登場都市を投票 – Table Games in the World

    アメリカの玩具メーカー・ハズブロー社は22日、『モノポリー・ワールドエディション』を制作することを発表した。『モノポリー』は世界中で親しまれ、各国語版が発売されているが世界版は初。 今回の特色はゲームに登場する都市を一般投票で選ぶところにある。2月末まで投票が行われ、68の候補から22都市が選ばれる。公式サイトの投票ページは下記のリンクから。投票ページでは世界地図が表示され、赤い地点が候補になっている。 投票の仕方は、赤い地点を選ぶと表示される「お気に入りの都市に入れる」をクリック。そのあと「投票する」ボタンを押す。ログイン画面から「新しいログイン情報を今すぐ作りましょう」でメールアドレスとパスワード2回を入力し、同意ボタンにチェックして「保存する」ボタンで登録。表示される数字を記入。あとは送信されるメールアドレスに記載されているURLを表示して完了だ。 ニューヨークで開かれた記者会見では

    モノポリー世界版、登場都市を投票 – Table Games in the World