■民主主義の司法制度において「冤罪」の可能性は、現在のAIより低い 日本での犯罪発生件数は、年間200万件程度。その内、公にならなくとも冤罪と見られるのは、数十件程度と考えられている。数の信憑性はともかくも、その確率は1/100,000程度と見られ、かなり少ない。AIが認識できる犯罪の可能性はどの程度の確立であろうか? AIの顔認証システムの確立は、98%程度と見られている。少々無理があるが、犯罪の可能性についての推察でも同じ確立であると仮定してみると、2/100程度の確立で「冤罪」を起こす可能性が出てくる。すると、とても実用に使える状態ではない。 【前回は】AI犯罪予測システムの脅威(1) 米フロリダ、英警察、京都府警や神奈川県警も興味を示す 民主主義社会の司法制度は、かなり厳格にできている。三権分立のシステムでは、立法と司法が分離していることが重要だ。しかし、中国では行政と司法も分離し
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